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ふるさと種子島に生息しているアコウを紹介しています。種子島にはたくさんのアコウの大木がありますが、その中で選りすぐったものを掲載しています。榕城小学校のアコウは、「西之表市の名木・古木」で掲載しています。
【アコウ一口メモ】
アコウは、クワ科イチジク属の樹木です。日本では、本州、四国、九州、沖縄まで幅広く生息しています。もちろん種子島でもたくさん見ることができ、特に西之表で多数の大木が各地域に存在しています。一見常葉樹木に見えますが、葉がほとんど落下することもあります。また、ガジュマルと同様に幹付近からヒゲみたいな気根が出ることが多いのです。
アコウの木は山の神の依代(よりしろ)と昔から考えられてきました。木炭山でもこの木だけは切らずに残してきたといいます。特にその姿が特異なものは御神体として扱われていました。

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奥神社のアコウ 安納のアコウ
奥神社のアコウ 安納のアコウ
【撮影場所】西之表市国上奥神社境内
【撮影日】2006年12月1日
【アクセス時間】西之表市街地より約25分
【説明】このアコウはたいへん珍しく、地上7〜8mくらいのところからたくさんの根が出ています。その横幅は8m前後に広がり、まさに、タコ足のアコウです。本当にすごいの一言です。
【撮影場所】西之表市安納校区会議所
【撮影日】2006年6月4日
【アクセス時間】西之表市街地より約10分
【説明】JA西之表市安納支所の裏側にあるので、これを目印にするといいでしょう。このアコウの大木は、安納校区会議所(公民館)にあります。根元の直径は約1.5m、樹高10m以上あります。葉の色づきも大変よく、また横方向に適度に広がっていますので、雄大さもあります。
双子のアコウ 現和のアコウ
双子のアコウ 現和のアコウ
【撮影場所】西之表市安納下郷
【撮影日】2006年6月4日
【アクセス時間】西之表市街地から約10分
【説明】安納神社の南側の小さな路地の土手に聳え立っているアコウでます。1m以上のアコウが、左右に並んで立っており、3mくらいの高さのところで一つにつながっています。まさに双子のアコウです。樹高も15m前後と推定され雄大さが感じられます。葉の色づきもよく見栄えも素晴らしく、見上げるたびに感動してしまいます。
【撮影場所】西之表市現和遊園地
【撮影日】2006年6月7日
【アクセス時間】西之表市街地から約12分
【説明】このアコウは、屋仁吾の遊園地にそびえ立っています。根元の直径は3m前後、樹高15m以上あります。まさしくアコウのグランド・チャンピオンです。これだけ大きいと写真撮影もままならないですね。葉の色づきも大変よく、見栄えも最高です。ぜひ、雄大なアコウを見てください。
現和小のアコウ 西俣のアコウ
現和小のアコウ 西俣のアコウ
【撮影場所】西之表市現和小学校
【撮影日】2005年12月11日
【アクセス時間】西之表市街地から約13分
【説明】現和小学校校門付近にそびえ立っています。根元の直径は1.5m以上、樹高10m以上あります。今の位置から見れば、少し不安定に見えますが、葉の色づきも大変よく、見栄えも最高です。このアコウを見て、子供たちもきっとたくましく育ってくれることでしょう。
【撮影場所】西之表市現和西俣公民館
【撮影日】2006年7月22日
【アクセス時間】西之表市街地から約13分
【説明】幹の直径は約1.5m、樹高は15m前後です。このアコウは、少し内陸部にありますので、強風を受けていなくて葉の落下があまりないので緑がとても鮮やかです。公民館入口にあり、左方向に傾いています。
アコウのアーチ 立山のアコウ
アコウのアーチ 立山のアコウ
【撮影場所】西之表市安城下之町
【撮影日】2005年10月13日
【アクセス時間】西之表市街地より約30分
【説明】たいへん珍しい大きなアコウです。まさにアコウのアーチです。左側が根元部分で、右側が幹部分です。幹の直径も大きいところで、1.5m以上あります。昔、このアコウは台風によって、倒されてそのまま幹部分から根が出てきて今の形になったものと推測されます。見るからに奇妙で、しばらく見つめていると何か動物に見えてきませんか?
【撮影場所】西之表市立山
【撮影日】2005年12月23日
【アクセス時間】西之表市街地より約40分
【説明】このアコウは立地条件が悪いため、アコウ全体を写すことができない場所です。樹高もかなりあります。特徴は、根元がタコ足みたいに分かれていることです。まさにタコ足のアコウです。複雑なアコウで見ごたえも十分です。
能野里のアコウ 深川のアコウ
能野里のアコウ 深川のアコウ
【撮影場所】西之表市住吉能野里
【撮影日】2006年5月29日
【アクセス時間】西之表市街地から約12分
【説明】このアコウは、能野里の人家周辺にそびえ立っています。根元の直径は1.5m前後、樹高10m以上あります。また根元部分には、お神酒も置いてあり祀っています。ここのアコウの特徴は、横方向に大きく広がっているので雄大さがあることです。その広がりで見栄えが大変素晴らしいです。
【撮影場所】西之表市深川公民館入口
【撮影日】2006年8月29日
【アクセス時間】西之表市街地より約20分
【説明】このアコウは、深川公民館入口の人家の庭先にそびえ立っています。樹高はそれ程高くはなく10mありません。特徴は根が大きく3つに分かれていることです。それが複雑な枝を形成しており横に広がって見えます。葉の色づは、やや黄色みがかっていますが、見栄えも悪くはありません。不思議なアコウです。
深川のアコウ 坂井神社のアコウ
深川のアコウ 坂井神社のアコウ
【撮影場所】西之表市深川
【撮影日】2006年8月6日
【アクセス時間】西之表市街地より約22分
【説明】このアコウは、畑の土手付近にそびえ立っています。樹高は10m以上、たくましいアコウです。横方向に適度に広がり、また葉の色づきもなかなかいいです。見栄えもほんとうに素晴らしいです。
【撮影場所】中種子町坂井神社境内
【撮影日】2006年1月7日
【アクセス時間】西之表市街地より約15分
【説明】この坂井神社境内のアコウは、中種子町の中でも一番大きいものでしょう。入り口の鳥居をくぐるとすぐ左の土手に聳え立っています。根元の直径は1.5m以上あります。また自分自身を支えるかのように幹の途中から根が出ています。樹高は10m前後と推定されます。葉の色づきもなかなかよくて見栄えもいいですよ。
平山のアコウ 西之町のアコウ
平山のアコウ 西之町のアコウ
【撮影場所】南種子町平山豊受神社
【撮影日】2006年8月6日
【アクセス時間】南種子市街地より約20分
【説明】神社周辺にそびえたっているアコウです。幹付近の根がすごいの一言です。直径は約2.5m以上あるものと推定されます。葉の色づきもたいへんよく、また落下もほとんどなく綺麗な新緑です。久しぶりに感動したアコウです。肝心な幹付近が見えていないのが残念です。やはり、神社周辺は自然が豊かですね。私の知らないところがまだまだあるようです。
【撮影場所】南種子町上中西之町
【撮影日】2006年8月29日
【アクセス時間】南種子市街地より約3分
【説明】国道から見えるので、車窓からも確認できます。幹の直径は約1.8m前後で、樹高は10mくらいでしょうか。こんもりとした感じのアコウです。
2014.3.13〜