牧場引戻田地整理之碑

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官有地として登記されたのを引戻しに関する碑

牧場引戻田地整理之碑
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町納官平鍋
【撮影日時】
2007年7月21日/9時51分

 中種子町納官平鍋の公民館前にこの記念碑があります。明治時代に地租改正があり、その時誤って、官有地として登記されたのを引戻に関係した記念碑です。また、田地整理に関することも刻まれています。記念碑の碑文は、次のとおりです。

 碑文

 牧場引戻之蹟
我が平鍋に二個の牧場あり一は春田家の馬牧にして一は平?家の牛牧なり何れも祖先の功に依り島主より拝領せるもの?来幾久しく部落民共同の経営たりしが明治十二年地租改正之際誤りて官有地に編入仝三十年頃牧場縁故引戻の議起り西之表羽生主右衛門氏に引戻に関する一切の件を委任し??に???氏の絶烈なる運動の結果?し仝三十六年十月主務省より?下許可の指令に接す之実に同民の絶大なる努力の????十??其後同民の???六?牧氏の大ヶ峯牧全部を買牧旧株主次三男と移住民の全納加入を許可したるも将来の推移に伴ふ法人??に組織変更の要有るを信?牧主たる民衆には多年の恩顧に対し土地を割謀す主要部に水源?養林防風防砂林等の設定をなす平鍋春田各管理地域を協定其権限は土地配分の外各自由なる事等?ら済民厚きの策に外ならず鳴呼後生同心協力先覚者の遺志を継承し郷土を保護し民の暮の弥や増さするしを祈るや切なり

 田地整理之蹟
吾が郷土の田地たるや田区狭小不整理且つ段地多く耕作上の不便尠からず従って労費多く代々の痛恨事とす偶に明治三十八年三月有志?計り懇談会を開き当時村?石堂新三氏を迎え肱古の祈念事業として田地整理の件を議決し金融?迫の際本縣農銀より資金三千円を借入仝年十月起工上流土?両川の流域に属する二十四町歩の耕地整理并に田区改正を行ふ下田代後浦両所の河流を変更して開地を見仝三十九年四月全部竣工今や汚田?して美田と化し昔曰の面目を一新す為に労力減少効果大なるを見て村民の歓喜響ふる物?し次いで糸吹廣竹山土橋の三線路を開?し車道とする事此労役延人員一万千八百有余に達す又耕地整理地区の?名を春田笹川梶原と改し鳴呼後?ゆると倶に時代の進運に後れざる可し茲に里人の義金を仰ぎ碑を建て敢えて其の蹟を不朽に伝えんとす聊を其の概?を叙すと云隹
              昭和二十三年三月  主唱者  竹島良一議
          寄附者芳名

 碑文は以上です。寄附者の名前は省略しています。文章の中で、?は判読できない文字、或は変換不可能な文字です。また、碑文の読み違いがあるかもしれません。ご了承ください。