中種子町立南界中学校跡

南界中学校閉校に関する碑

中種子町立野間中学校跡
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町南界田島
【撮影日時】
2008年9月21日/9時32分

 平成16年4月1日より、中種子町内の中学校が統合され、中種子中学校が開校したのに伴い、南界中学校は閉校されました。国道58号線沿いに閉校碑が建立されています。記念碑には、正面に沿革が、裏面に校歌が刻まれています。

 中種子町立南界中学校跡

    沿革
 南界中学校は昭和二十二年五月二日、校区民の期待を担い創立した。誠実、立志、忍耐を校訓とし、五十七年間に四千二百八十九人の卒業生を輩出してきた。
 本校の誇り高き進取の気風は、「南界魂」の三文字に表される。学術、体育に係る数々の業績は先達の崇高な歩みであり、その栄光は永遠である。
 平成十六年三月三十一日、町内四中学校の統合のために、南界中学校の歴史をここに閉じる。

      平成十六年三月
           中種子町

   校歌
     神田善一郎 作詞
     久木原定助 作曲
一、みはるかす 八重岳高く
   雲晴れて 希望新たな
   若人が 自治に集えば
   はつらつと われらが命
   ああ 南界中学校

二、黎明の 光は常に
   南から その誇りこそ
   若人の 胸にとどろき
   結ばれる われらが力
   ああ 南界中学校

三、いそいそと 働くことの
   歓喜を 友ともわかち
   若人が 汗を愛して
   拓きゆく われらが栄
   ああ 南界中学校

四、朝凪の 熊野浦廻や
   潮香る 阿高磯べに
   若人の 魂気高く
   伸びてゆく われらが誉
   ああ 南界中学校

五、傳統の 美しい道
   師の君と 三年を学び
   若人が 正しく健く
   進むとき われらが標
   ああ 南界中学校

 碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。

2018.8.2〜