破魔祈祷祭(はまきとうさい)

ふるさと種子島 > 種子島の郷土芸能。伝統行事 > 破魔祈祷祭

弓矢を射て、悪魔祓いを行う破魔祈祷祭

破魔祈祷祭〜神事(祝詞の奏上)
【撮影場所】
鹿児島県西之表市安納神社、射場
【撮影日時】
2017年1月15日(日)/10時00分〜12時26分
【奉納場所】
西之表市安納神社
【奉納時期】
毎年一月中旬、午前十時より
【アクセス方法】
西之表市街地から安納神社まで県道75号線経由で約15分。

【破魔祈祷祭の説明】

毎年一月中旬に午前十時から行われている正月行事の「破魔祈祷祭」です。的とヒラギを射て、無病息災、家内安全、地域の発展、安泰などを祈願する行事です。

午前十時になると、関係者により神事が神社拝殿で行われます。神棚には、弓、矢、的、保護手袋、ヒラギなども奉納されています。神主により祈祷が行われ全員で玉ぐしを奉納すると、神社での神事も終わります。写真一枚目は、神社での神事の様子を写したものです。榕城中学校弓道部の生徒が、玉ぐしを奉典しているところです。

神社拝殿での神事が終わると、的場で神事が行われます。的場でお祓いのあと、射場に向かって移動しながらお祓いを行います。これが終わると神事も無事終了です。

射場での神事が終わると、いよいよ的、ヒラギを射ち割るまで、弓道の師範、地区公民館長、神主など的から約三十メートル離れた場所から矢を放っていきます。ヒラギは十五センチ四方の小さな板で十五枚あります。すべて射ち割らないと祭が終わらないのです。的の大きさもいろいろあって、大きいものは比較的簡単に当たりますが、段々小さくなるにつれてなかなか矢が当ってくれません。

的がひと通り当たると、ヒラギを射ち割りますが、近くに寄り当たりやすくします。しかし、近いようで簡単にはヒラギも割れてくれません。ようやく十二時過ぎにヒラギすべて射ち割り破魔祈祷祭も終了しました。

そして、射ち割ったヒラギは公民館内で、さらに細かく割り、的に張っていた紙をはがし、ヒラギに巻きつけて魔除け札を作ります。地域の境界に竹を差し札をつけていきます。また、参加者にも分配します。家庭の玄関の外に魔除けとしておいて置きます。

破魔祈祷祭〜的場でのお祓い 写真は的場での神事です。神主、関係者により短冊、お米、お神酒などを撒いて、場を清めていきます。これが終わると弓矢が放されます。
破魔祈祷祭〜弓打ち 写真は、野元義孝四段が矢を放っているところです。三十メートル離れると、的も大変小さく見えます。矢は二本ずつ放ちますが、二本とも見事に当たってくれました。
周辺からは、拍手が響き渡りました。
破魔祈祷祭〜矢を射ち放す 射場祭には、西之表市弓道連盟が参加しています。中学生、高校生、一般です。写真は、矢を放っているところです。的が大変小さいためなかなか当たってくれません。代わる代わる的に当たるまで放ちます。
破魔祈祷祭〜ヒラギ射ち割り 写真は、射場です。前方のアコウの根元に的が置いてあります。約三十メートル離れた位置から的を狙い撃ちします。
破魔祈祷祭〜魔除け札作り
一般による矢です。大きな的の前に置いた15センチ四方のヒラギを射ち割る余興です。至近距離から狙いますが、簡単に射ち割れてくれません。
破魔祈祷祭〜ヒラギ射ち割り 写真は、参加者に安納芋の焼き芋などのサービスも行っています。香ばしい匂いが漂っていました。
破魔祈祷祭〜魔除け札作り 公民館内で、的に張っていた紙をはがし、矢で射ち割ったヒラギをさらに細かく割って、それにはがした紙を巻いて魔除けの札を作っているところです。
破魔祈祷祭〜魔除け札作り 射場ですべての的を打ち割ると、公民館内で直会が行われます。写真は、安納校区長中園さんのあいさつです。関係者へのお礼のことばなど話されていました。

 

※ 2017年1月15日、西之表市安納神社で行われた破魔祈祷祭を紹介しています。この動画の中には、神事での射手による玉ぐしの奉奠、的場でのお祓い、射場、中学生・高校生・一般による余興的、射手の感想などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の伝統行事:安納破魔祈祷祭弓矢で病魔・悪魔祓い2017年

※ 2015年1月12日、西之表市安納神社で行われた破魔祈祷祭を撮影したものです。神事、的場でのお祓い、射場、直会、感想などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の伝統行事:安納破魔祈祷祭弓矢で病魔・悪魔祓い

 

【過去の画像】

破魔祈祷祭 2015.01.15
破魔祈祷祭 2015.01.15
破魔祈祷祭 2009.01.12
破魔祈祷祭 2009.01.12
2015.1.16〜