棒踊り

踊りも巧みに前後左右にすばやく移動

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棒踊り
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町岩岡梶潟神社
【撮影日時】
2018年11月11日(日)/14時11分〜14時36分
【奉納場所】
中種子町岩岡梶潟塩釜神社
【奉納時期】
11月20日、午後14時00分〜
【アクセス方法】
中種子市街地から約15分で、梶潟塩釜神社に着きます。

【踊りの説明】

梶潟集落には、棒踊り、ヤートセー、相撲取り節、大踊りなどの郷土芸能がかつて、神社境内で踊られてきました。今回、棒踊り(棒・鎌)が9年ぶりに復活されて秋季大祭で奉納されました。なお、棒踊りの詳しいことはほとんどわかっていません。

服装は、頭に白くて長いハチマキと色違いの鮮やかなタスキがけ、腰に赤、緑、桃色、の帯び、白いズボンを履き、水色の前掛けをして足はケハンに黒足袋を履いています。それぞれ三尺と六尺の棒を持って踊りを披露します。四組十四人で踊ってくれました。したがって、四人一組で踊ることになります。

ここの棒踊りは出端、棒突き、本踊り、引端から構成されています。出端は、前方から四列縦隊でハナ引きの棒踊りの唄と太鼓に合わせてゆっくり入場します。それが終わると、隊形を整え棒突きが始まります。

写真は本踊りを踊っているところです。踊りも巧みに前後左右にすばやく移動しながら棒同士が打ち合いになっていきます。本踊りは、棒踊りが二回、鎌踊りが二回繰り返されます。そして、アンコールによって、踊られます。この日、六回踊ってくれました。本踊りが終わると退場です。ところで、写真には写っていませんが、隊列の前方に太鼓を持ったハナ引きがいます。全体では十五人で、踊りを披露してくれました。

棒踊りの入場 入場です。勇ましく堂々と胸を張っての入場です。これが終わると、棒突き(打ち込み)が始まります。
棒踊りの棒突き 入場が終わり、隊形を整えます。そのあと、棒突きが始まります。三尺と六尺の棒を持っています。これが終わると本踊りが始まります。
棒踊りの本踊り 本踊りです。両手が交互に上下する所作が出てきます。勇ましい中にもしとやかで哀愁に満ち溢れる場面も出てきます。
棒を鎌に持ち替えての本踊り 棒を鎌に持ち替えての踊りです。長短の二つの鎌を使っての踊りです。鎌同士が絡む場面も出てきます。
棒踊りの退場 棒踊りの退場です。踊り子の頭が現代風の唄を歌いながら足早に退場します。これは中種子町の棒踊りに共通しています。
鳥居前での全員による記念撮影 棒踊りの奉納が終わり、鳥居前で記念撮影を行いました。今回、9年ぶりに復活された棒踊り、これからは継承に頑張っていただきたいと思います。
公民館での棒踊りの支度 公民館での棒踊りの支度です。色彩豊かな着物姿になります。今回、女性の1人が棒踊りに加わりました。

※ 2018年11月11日、中種子町岩岡梶潟塩釜神社の秋季大祭で奉納された梶潟棒踊り保存会による棒・鎌踊りを紹介しています。この動画に中には、棒踊りの入場、棒突き、本踊り、退場、記念撮影などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:棒・鎌踊り 梶潟塩釜神社秋季大祭での奉納踊り2018年

2018.11.11〜