太鼓山たいこやま

チョッサーと勇ましい掛け声で市街地を練り歩く

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太鼓山
【撮影場所】
鹿児島県西之表市榕城天神町
【撮影日時】
2011年8月21日(日)/12時19分/9時27分/9時29分
【奉納場所】
西之表市西町八坂神社
【奉納時期】
種子島夏まつりで公開しています。毎年七月二十五日の祇園祭
【アクセス方法】
八坂神社は、JA種子屋久西之表事業本部の後方にあります。王之山神社は、下西塰泊漁港の近くにあります。

【行事の説明】

八坂神社は、明治五年に、鹿児島の八坂神社から分請されていましたが、明治二十二年に慈遠寺跡に遷され、現在に至っています。道路沿いに、八坂神社の祭りの案内板があります。それによると、毎年七月二十五日に、祇園祭を行っていましたが、三年前から、八月の種子島鉄砲まつりの中に組み込まれ、「太鼓山行列」として行われています。そして「太鼓山」は、西之表市の指定文化財にもなっています。

午前九時から、八坂神社社殿において、関係者が集まり八坂神社祭が行われます。それが終わると、十時からいよいよ太鼓山行列が行われ、白装束の若者が中心となって太鼓山を担ぎ、八坂神社を出て市街地を練り歩き、下西塰泊漁港の近くの王之山神社まで行き、再び八坂神社まで帰ってきます。

八坂神社を出ると、太鼓山が先頭になり「チョッサー」などと、勇ましい掛け声を出しながら、市街地を駆けていきます。太鼓山の後方には、八坂神社のご神幸行列が続きます。露払(清め人)を先頭に、猿田彦、酒樽担ぎ、女山車、子供太鼓山などです。太鼓山以外は、西之表市民体育館で、行列は終了します。

太鼓山は、王之山神社に着くと、ここでしばらく休憩です。そのあと十二時三十分から港まつりが始まリ、漁船のパレードが行なわれます。十一時三十分に王之山神社を出発し、再び八坂神社を目指します。甲女川に来ると、太鼓山の川渡りが行われます。太鼓山の一番の見所で、太鼓山を担ぎ泳いでの勇壮な光景を見ることができます。

写真一枚目は、太鼓山の一番の見所である甲女川の川渡りです。干潮時で少し水深は浅いものの一気に渡る様子は、圧巻です。それを見るために、川沿いにはたくさんの見物人で賑わっていました。なお、太鼓山については、「種子島のイベント写真」で、「種子島夏まつり(太鼓山行列)」で紹介しています。そちらもご覧ください。

 
神事〜祝詞奏上 午前9時から八坂神社社殿にて、神事が行われました。神事は、お祓い・祈祷・祝詞奏上・玉串捧奠などです。写真は玉ぐしの奉奠です。これが終わると、一連の神事も無事終了です。
神事〜玉ぐしの奉奠 太鼓山のご神幸行列の先頭を担う猿田彦です。神事の合間に着付けを行っています。最後に面をかぶせたところです。

※ 令和元年8月25日(日)、西之表市街地で開催された第50回種子島鉄砲まつりで太鼓山行列の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、墓前祭、種子島時尭公への献花、八坂神社祭典神事、種子島火縄銃保存会による号砲試射、太鼓山、各子供会の子供山、ご神幸行列、太鼓山の川渡り、太鼓山太鼓打ちのこどもの意気込み、太鼓山指揮者のコメントなどを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島のイベント:第50回種子島鉄砲まつり太鼓山行列・川渡り

【過去の画像】

太鼓山(2010.8.22)
太鼓山 2010.8.22
太鼓山(2009.8.23)
太鼓山 2009.8.23
太鼓山(2008.7.27)
太鼓山 2008.7.27
太鼓山(2007.8.19)
太鼓山 2007.8.19
太鼓山(2006.8.20)
太鼓山 2006.8.20
2015.10.29〜