なぎなた踊り

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敵討ちシーンのあるなぎなた踊り

なぎなた踊りの本踊り
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡南種子町島間向方神社
【撮影日時】
2016年11月3日(木)/14時02分〜14時14分
【奉納場所】
南種子町島間岬八幡神社、向方神社
【奉納時期】
隔年11月15日(岬八幡神社)、10月中旬(向方神社)
【アクセス方法】
南種子市街地から国道58号線を下ること、約15分で岬八幡神社に着きます。

【踊りの説明】

島間小平山集落に伝承するなぎなた踊り(おつや口説)です。娘が六人、武士が六人、太鼓三人、小鼓三人、鉦三人の合計十八人で踊りを披露してくれました。

なぎなた踊り(おつや口説)は、今から八百余年前、源氏と平氏の争いの中、当時の源氏の武将石山氏の娘「おつや」が、五年前に平家の武将に弓矢で討たれた父親の仇を討つため、京都の東山の清水寺に籠って兵法の稽古に励み、薙刀・小太刀・手裏剣を持って、父の仇である藤島氏を探し求めて、見物人の多い中で見事父の仇を討ち、仇を討つのを見ていた人々も、おつやの見事な仇討ち姿に感激して、籠一竿、金子百両、それとたくさんの人々から心温まる供応を受け、丹波の国へ帰るという筋書きであります。

なぎなた踊りの女衆の服装は、頭にハチマキと色鮮やかな衣装姿のタスキがけ、右手になぎなたを持ち、白の足袋を履いています。 一方、武士は、黒のハカマ姿に白いハチマキをして、腰に刀を差し黒の足袋を履いています。太鼓は艶やかな衣装姿、鉦と小鼓は黒の衣装姿です。前方から、娘が一列になり右手になぎなたを持ち、歌にあわせてゆっくりと入場してきます。女衆の入場が終わると、今度は武士が左腰に刀を差し入場してきます。そして、娘の頭と武士の頭が口上し合い、それが終わると本踊りが始まります。

なぎなた踊りは、出端、本踊り、引端から構成されています。また、太鼓の数も多いので、敵討ちをハヤシたてるかのようにシーンも盛り上がります。写真一枚目は、本踊りは、隊列は娘、武士、鳴り物の三列になって、前後、左右に移動しながらの踊りです。また、女衆、男衆が入れ替わる対決シーンは出てきません。ほとんど定位置で最後の場面に移動します。

娘衆の入場 写真は出端で、娘衆が一列になり入場している様子です。これが終わると、鳴り物は、そのまま定位置で、娘が待機します。なぎなた踊りの約半分をこの口説で占めます。したがって、繰り返しが多いので、小さな所作や踊りお緻密さが大事です。
娘の頭 写真は、娘の頭です。口上を武士と言い合います。
武士の入場 武士の入場です。娘は、なぎなたを右手に持ち、待機しています。
娘と武士との口上 娘と武士との口上です。娘は父の仇といい、武士は、父同様切り殺すと言い合います。それが終わると対決シーンが始まります。
娘と武士の対決シーンです。こちらは、前後に移動しながらの対決です。
娘と武士との最後の踊り 最後の踊りです。見事、仇討がなされ、群衆の中を回り、五百両の金貨を手にします。めでたし、めでたしで踊りは終了です。

※ 2016年11月3日、種子島の南種子町ふるさと祭り会場で、島間小平山公民館による伝統芸能なぎなた踊り(おつや口説)を紹介しています。この動画の中には、娘衆の入場、男衆の入場、口上のし合い、本踊り、最後の踊りなどを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:なぎなた踊り島間小平山公民館ふるさと祭での踊り

 
2016.11.17〜