踊り〜くらまぐち&ヤートセー

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少人数で静かな踊り

踊り〜くらまぐち
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡南種子町西海下立石塩屋神社境内
【撮影日時】
2010年10月16日(土)/16時04分〜16時25分
【写真情報】
サイズ[44.0〜59.7KB]、カメラ[Nikon D300+SB-900]
【奉納場所】
南種子町西海下立石塩屋神社
【奉納時期】
毎年十月旧暦九月九日
【アクセス方法】
南種子町役場前の町道を門倉岬に向かうと、信号機があるので交差点を直進すると約15分で下立石に着きます。

【踊りの説明】

下立石地域は、東シナ海に面しており、県道75号線沿いに下立石塩屋神社があります。神社は、小高い場所にあるので、入口付近から海を眺めると、目の前に屋久島を展望できる場所です。

また、立石地域は、種子島で製塩の発祥地になっています。その立石地域に鎌倉時代から伝承されている踊りが「くらまぐち」です。午後三時ごろから境内で奉納される踊りです。もちろん、秋季大祭(願成就)ですので、それぞれ焼酎やご馳走も境内に持ち込み、踊りを奉納した後、夕暮れ時を楽しんでいきます。また、「くらまぐち」は神社以外の場所では、踊らないということです。

「くらまぐち」は、写真でも分かるとおり、男性五人で踊る手踊りです。羽織袴姿に、日の丸のセンスを持ち踊りを奉納してくれました。また、鳴り物は太鼓だけです。歌に合せて、古式床しきゆっくりと、静かに哀愁に満ち溢れた踊りを見せてくれました。華やかな郷土芸能もいいですが、少人数で静かに踊ってくれるシンプルな踊りも、何か胸にこみ上げてくるものがあります。

夕映えの中で披露された「くらまぐち」を楽しませていただきました。下立石地域のみなさまありがとうございました。この「くらまぐち」のほかに、「はなのかずかず」という踊りもあり、交互に踊っています。したがって、二〇一一年は「はなのかずかず」を奉納します。

踊り〜くらまぐち 写真は、くらまぐちの最後の踊りです。この体制から、正面を向き、右手を上げると、踊りも終了です。手踊りと、扇子を持った踊りと交互に踊ってくれます。
踊り〜くらまぐち 写真は、神社拝殿前の太鼓です。太鼓を叩きながら、歌っていきます。くらまぐちは、小さな組踊りになっています。
ヤートセー(おくめ口説) 写真は、2回目のくらまぐちを奉納する前に、踊ってくれたヤートセー(おくめ口説)です。くらまぐちを踊る人や一般参列者も隊列に加わっています。
ヤートセー(おくめ口説) ヤートセーを踊るときは、鳴り物も増えています。鳴り物は、太鼓1人、鉦1人、入鼓1人です。ヤートセーの歌詞が出たときに、本来のヤートセーの特徴である、左手を曲げ、そのとき、右手を水平にして、左ひじに添える仕草がないことで、おくめ口説と推定されます。
記念撮影 写真は、くらまぐちを奉納する前に、記念撮影をしました。皆さん、しっかり、決まっています。
願成就 願成就ですので、焼酎やご馳走も持ち込んできています。みんなで、和気藹々と、話も進み、和やかな時間が経過します。今回、ご馳走も頂きました。お世話になりました。

【過去の画像】

くらまぐち 2006.10.29
くらまぐち 2006.10.29