相撲取り節

哀愁ある手踊り

相撲取り節
【撮影場所】
鹿児島県南種子町島間岬八幡神社
【撮影日時】
2019年11月10日(日)/12時54分〜13時03分
【奉納場所】
南種子町島間岬八幡神社
【奉納時期】
隔年11月15日
【アクセス方法】
南種子市街地から国道58号線を下ること、約15分で岬八幡神社に着きます。

【踊りの説明】

島間田尾地域に伝承されている郷土芸能の相撲取り節です。外の地域には余り見当たらない郷土芸能です。

男性も女性も踊り子の服装は、浴衣姿が基本になっています。大き目の綱の飾りを付けています。そのうちの一人は、ゲットウの葉を腰の帯に差しています。

相撲取り節は出端、本踊り、引端から構成されています。出端は六人一列の三列の前に太鼓二人がいます。その前に甚句が一人おり、「今年もきました、秋祭り・・・」などと唄ったあと、踊る位置まで前進しながら、次第に円形の隊列になっていきます。

写真一枚目は本踊りの様子です。円の中心付近には太鼓三人がいます。踊り子は時計方向に少しずつ前進しながら踊っていきます。移動距離も半周くらいです。唄に合せて踊りを披露していきます。本踊りが終わると、入場位置まで退場し踊りが終了です。踊りに派手さはありませんが、哀愁ある手踊りを楽しませてくれました。

出端 写真は、出端の様子です。太鼓三人、踊り子が四列縦隊で入場しているところです。次第に円形の隊列になっていきます。踊り子は、両手を少し持ち上げて、手を叩く仕草も出てきます。
鳴り物の太鼓 写真は、内周の鳴り物です。円の中心部の鳴り物です。太鼓三人だけです。入鼓、鉦はいません。写真は、本踊りの開始部分で、太鼓が、「アー、ヒ〜ヤ〜」などと掛け声を出し、開始宣言していきます。
本踊り 写真は、本踊りです。哀愁に満ち溢れた踊りが楽しめます。
相撲取り節の引端 写真は、本踊りが終了し、相撲取り節の引端です。相撲取りが済んだことなどを掛け声に出して、退場していきます。【平成25年11月15日撮影】

※ 2019年11月10日(日)、南種子町島間岬八幡秋季大祭で、田尾地域に伝承する「相撲取り節」の奉納踊りを紹介しています。この動画に中には、相撲取り節の入場、本踊り、退場を収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:相撲取り節島間田尾集落岬八幡神社秋季大祭での奉納踊り2019年

 

※ 2017年10月28日、南種子町島間向方神社秋季大祭で田尾地域に伝承する「相撲取り節」を島間小学校体育館で踊られたものを紹介しています。この動画に中には、相撲取り節の入場、本踊り、退場を収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:相撲取り節向方神社秋季大祭での踊り田尾集落2017年

 

※ 2013年11月15日、南種子町島間岬八幡神社の秋季大祭で、奉納された田尾地域に伝承する相撲取り節を撮影したものです。この動画に中には、相撲取り節の入場、本踊り、退場を収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:南種子町島間田尾地域に伝承する相撲取り節

 
 

【過去の画像】

相撲取り節
相撲取り節 2011.11.15(岬八幡神社にて)
相撲取り節
相撲取り節 2007.11.15(岬八幡神社にて)
2015.10.21〜