ハマ祈祷

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法華宗本源寺のご住職によるハマ祈祷

祈祷筒を当てての悪魔祓い・病魔払い
【撮影場所】
鹿児島県西之表市現和近政
【撮影日時】
2014年1月11日(土)/10時08分〜11時45分
【行事場所】
西之表市現和近政馬頭観音・石碑・公民館
【行事時期】
毎年一月十五日前後、午前十時半より
【アクセス方法】
西之表港より県道75号線、広域農道を経由すること約30分。

【行事の説明】

西之表市現和近政地域に伝承されている「ハマ祈祷」です。毎年一月十五日前後に、午前十時半から馬頭観音・石碑場で、各関係者より行われています。それが終わると、公民館内で集落住民も集まり祈祷が行われます。

種子島の各地域で行われているハマ(破魔)行事は、「ハマ祈祷」、「町祈祷」とも呼び、地域によっては、「先祖祈祷」とも呼んでいます。悪魔を退治し、地域の繁栄、安泰、無病息災などを祈る伝統行事です。近政地域のハマ祈祷は、地域住民が集まり、法華宗ご住職による仏事によって、祈祷するところが特徴的です。

写真一枚目は、法華宗本源寺のご住職による祈祷筒による厄払いです。頭を下げてご住職が祈祷筒を当ててお題目を唱えながら悪魔祓い、病魔払いなどを行います。

ハマ行事では、地域の境界や入口に竹に魔除けの札を差したり、ニガダケで作った弓矢をおいたりすることもあります。

馬頭観音(牧の神) 写真は、正八幡神社の裏にある馬頭観音(牧の神)です。ハマ祈祷の時におまつりをします。
馬頭観音に供えるちまき 馬頭観音に供えるちまきです。種子島でいう「ツノマキ」です。これを偶数個供えます。
石碑の前でのご焼香 馬頭観音の前にある石碑です。三年に一度、石碑にご住職が近政地域男女の人数を書き込みます。そして、その石碑の前で、ご焼香を行います。
石碑、馬頭観音の前でご焼香 ご住職がお題目を唱える間に石碑、馬頭観音の前でご焼香します。
祭壇 馬頭観音での祈祷が終わると、公民館内でご住職により祈祷があります。祭壇には、野菜、お米、お塩などを供えており、また、地域住民の車の免許証も並べておきます。
ハマ祈祷 法華宗本源寺の土屋ご住職により、お題目を唱えたり、唱題行を唱えたりして、祈祷されます。その間関係者は、静かにお題目を聞いています。
集落住民によるご焼香 ご住職のお題目を唱える中、集落住民によるご焼香を行います。一年間の無病息災などをお祈りします。
お神酒を受ける 祈祷が終わると、住民全員にお神酒が振舞われます。このあと、ご住職の講話があります。
ご住職の講話 すべての祈祷が終わると、ご住職の講話です。その中で、第14代島主種子島時尭公の側室であった古田御前のお話をしてくれました。

【動画コーナー】

※ 2014年1月11日、西之表市現和近政で行われたハマ祈祷を撮影したものです。この動画の中には、馬頭観音での祈祷、公民館での祈祷、ご住職の講話などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の伝統行事:西之表市現和近政のハマ祈祷

 
 
2014.1.12〜