メバル

メバルは、種子島の最北端部で漁が行なわれている

種子島では、メバルは高級魚に位置づけされています。水揚げされる量も多くはありません。また、水揚げされる場所も限られています。メバルは、種子島の最北端部で漁が行なわれています。したがって、写真のような立派な橙色のメバルで、一般的に沖メバルといわれているものです。

写真のメバルは、体長約25センチです。メバルは種類が多く、普通は黒メバルが多いのですが、種子島では沖での漁ですので、黒メバルは上っていません。写真でも分かると思いますが、目が大きいのが確認できると思います。目が大きいので、メバルとも呼ばれています。

メバルの特徴は、成長するのが大変遅いことです。これほど大きくなるのは、3〜4年かかります。またに、店頭でも販売されていますが、値段が少々高いので、なかなか手が出ないのが一般的です。メバルは白身で、昔は産後の滋養強壮として食べていたとも聞きます。刺身や醤油煮、或いは味噌汁で食べると最高です。クセがなく臭みもまったくありません。

水揚げ量が少ないので、食べる機会が少ないメバルです。しかし、種子島のメバルは大変美味しいですよ。機会があればどうぞ、食べてみてください。

立派な橙色のメバル

モハミ
【撮影場所】
鹿児島県西之表市種子島漁業協同組合
【撮影日時】
2008年9月2日/8時39分
2017.2.13〜