シマアジ

種子島近海で獲れる魚の最高級に位置するシマアジ

種子島近海で獲れる魚の最高級に位置するシマアジです。種子島では、これから各地の防波堤でもシマアジが釣れだしてきます。

写真のシマアジはこの日に水揚げされたものです。シマアジですが、普通のアジとは全然味が違いますし、肉質も違いがあります。

この魚の特徴は、写真でも分かりますが、口元がピンク色をしていますので、ほかの魚と見分けが付きます。

シマアジは、種子島近海で獲れる魚ですが、7月と11月頃に湾内などに回遊してきます。したがって、この時期になると釣り人もこの魚を目当てに堤防などにたくさん訪れます。

この魚を釣り上げるのは、たいへん難しく、せっかく掛っても2〜3割くらいしか釣り上げることが出来ません。何故なら、シマアジは口がたいへん弱く、釣り針が掛ってもすぐに口が裂けてしまい逃がしてしまうのです。大きいものになるとなおさらです。

しかし、掛った時にその引きがたいへん強く釣り人を虜にしてしまう魅力を持っているのです。時期になると、店頭にも並べられますが、ほかの魚に比べて値段が少々高いのです。

シマアジは、刺身や、味噌汁などで食べると最高です。

口元がピンク色をしている

シマアジ
【撮影場所】
鹿児島県西之表市種子島漁協
【撮影日時】
2006年10月24日/8時36分
 
2017.2.13〜