炭焼き窯跡

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炭焼きで生計をしなければ食べていけなかった時代だった

今から40年以上前のことだろうか。そのころ種子島の山では、炭焼きが全盛だったに違いありません。

幼い頃、私の周囲にはたくさんの人が炭焼きをやっていたことを覚えています。あまりにも貧乏な生活でした。

炭焼きで生計をしなければ食べていけなかった時代だったのです。雑木林の中に入ると、今でも炭焼き跡がたくさん残っています。

写真の場所は、中種子町牧川二つ川沿いにある炭焼き窯跡です。先が窯の正面で、手前が窯の煙突があるところです。

写真では分かりづらいのですが、窯は煙突側が高くなっており、横から見ると傾斜しています。正面に杉がありますが、そこから薪を燃やしていきます。そして、やや右寄りにまた入口があります。ここは、炭にする材木を入れたり、焼きあがった後、炭を取り出したりする入口です。

※ カリーコ〜背中に背負って使う道具で、一般農作業や炭焼きなどで使われていました。特に炭焼きでは、材をおろす時は、下ろしたい場所で状態を前かがみで頭を下げると、材がカリーコから離れ簡単に下ろすことができていました。

※ キンマ〜炭焼き用の材を運ぶための台車のことで、枕木の上を滑らせながら使っていました。

先が窯の正面で、手前が窯の煙突

炭焼き窯跡
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町牧川
【撮影日時】
2006年9月10日/15時34分
 
2017.2.13〜