ハマスゲ

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ハマスゲ茶畑
ハマスゲさとうきび畑
【 特   徴 】
ハマスゲは、世界の熱帯〜亜熱帯に分布し、日本には、古代農耕(稲作栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。通常は、群生していることが多いです。
写真1枚目は、お茶畑のもので、まばらに生えているものです。
写真2枚目は、さとうきび畑での群生状況です。畑の縁や中までびっしりと隙間なく生えています。
【 除草方法 】
土手付近に生えていれば、刈り払い機で除草できます。数が少ないと、鍬などでたたいて除草できます。さとうきび畑で、除草剤を使う場合は、ハマスゲに効果のあるシャドー水和剤があります。この除草剤は、畑地一年生広葉雑草にも適しています。
【 除草剤一口メモ 】
シャドー水和剤の除草剤の特徴
・防除が難しい雑草のイチビ、ショクヨウガヤツリ、ハマスゲに高い効果を示します。
・雑草が生えてから防除でき、効率的な除草ができるとのこと。
さとうきび畑での使用基準は、畑地一年生広葉雑草及びハマスゲに効果があり、3〜5葉期(さとうきび生育初期)ただし収穫90日前までの期間に使用し、散布回数は2回以内となっています。

2014.4.4〜