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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ユリ科ワスレグサ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
浜萱草、Hemerocallis fulva var. littorea
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)8月6日(木)/12時39〜43分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市川迎日典寺下海岸
【名前の由来】
名前の由来は、海岸付近に生えるカンゾウのことで付けられています。

生態状況

ハマカンゾウは、ノカンゾウに良く似ていますが、花びらの直径がノカンゾウに比べやや小さいです。また、花びらはそり返り先端部分がやや丸みがあります。
そして、茎が太くてやや白っぽくなっています。花は鮮やかなオレンジ色です。海岸すれすれのところに咲いており、海辺を美しく彩っています。

  • ハマカンゾウ
    開花時期は、7月の下旬ごろからオレンジ色の鮮やかな花を咲かせてくれます。花期は、7〜9月です。種子島では8月の中旬ごろが最も見頃を迎えます。
  • ハマカンゾウ花・茎
    右のハマカンゾウを上から撮影したものです。まだ、つぼみの状態も多いです。
  • ハマカンゾウ花・茎
    やや下から撮影したものです。波打ち際から近い場所で開花しているのです。
  • ハマカンゾウ橙赤色の花
    高さは、60〜80センチです。海岸の傾斜地で花を咲かせています。
  • ハマカンゾウ橙赤色の花
    花茎は、上部で分岐し、その先に橙赤色の花を4個前後つけます。花筒は、2.5〜3センチで、花被片は6個で大きく後方にそり返ります。

※ 2020年(令和2年)8月6日(木)、西之表市下西日典寺下海岸で取材したユリ科ワスレグサ属の多年草ハマカンゾウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ハマカンゾウ 海岸の草地に生え夏に花茎の先端に橙色の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2013.12.15〜