ふるさと種子島 > 四季折々の草花 > 4月の草花 > ハマサルトリイバラ

【 草花の諸データ 】

【科名】
ユリ科
【和名・別名】
浜猿捕茨 Smilax sebeana
【撮影日時】
2017年4月20日(木)/10時26分〜10時43分
【撮影場所】
鹿児島県西之表市上西花里浜海岸、現和浅川海岸
【名前の由来】
浜に生えるサルトリイバラということで名前が付けられています。

【 生態状況 】

ハマサルトリイバラは、海岸付近の草地などに生えるつる性の多年生植物です。真冬の強風にも葉を落とすことがありません。
内陸部に生えるサルトリイバラとの違いは、葉の大きさがひと回り、二回り小さく、茎に鋭い刺がないことです。

種子島では、草餅を包む材料として、「かから」の葉として親しまれています。主に商売で使う草餅用の葉として利用されています。

ハマサルトリイバラの開花時期は、4〜5月です。背丈は、海岸付近の草地で50センチ以下です。ほかの植物に絡みつきながら成長しています。

ハマサルトリイバラ散形花序

茎の葉腋から散形花序の柄を出し、その先端部に小さな花を9〜11個つけます。

ハマサルトリイバラ散形花序

写真は、雄花の散形花序です。雄しべは6本あります。花の直径は、3〜5ミリです。花柄の根元は赤みを帯びています。

ハマサルトリイバラ黒い果実

秋を過ぎる頃から青い果実は、次第に黒紫色へ熟していきます。残念ながら、ハマサルトリイバラの果実を見る機会はほとんどありません。強風などで、落下してしまいます。【平成24年1月3日撮影】

ハマサルトリイバラ
ハマサルトリイバラ葉・散形花序

葉は、通常常緑ですが、新芽が出るころには、褐色に染まります。緑から赤褐色までいろいろな葉を見れますね。葉の大きさは、長さ2〜6.5センチで、幅は2〜5.3センチです。形状は、円形からハート形まであります。

ハマサルトリイバラ群生

通常、海岸付近の草地では、地面を覆いかぶさるように伸びて群生しています。

2013.12.15〜