1. ふるさと種子島>
  2. 四季折々の草花>
  3. 7月の草花>
  4. テリハノブドウ

草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ブドウ科のブドウ属のつる性植物
【 和名・別名・学名 】
照葉野葡萄、Ampelopsis brevipedunculata
【 撮影日時 】
2011年(平成23年)7月2日(土)/11時49分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市立山野木、古田十三番、池野農道沿い
【名前の由来】
葉に光沢があるため付けられています。

生態状況

山道や野原などでノブドウをたくさん見かけます。種子島では、海岸付近でも多く見かけるノブドウです。初夏に花を咲かせ、秋に熟した実を付けていきます。
熟すときにいろいろな色に変色していきます。紫色に変色すると美味しそうに見えますが、まずくて食べられませんのでご注意ください。写真のノブドウは、実がほとんど変色していません。
種子島では、海岸付近から内陸部まで、ごく普通に生えています。

  • テリハノブドウ
    テリハノブドウの花期は、7〜8月です。主に海岸付近で群生していることが多いです。普通のノブドウに比べて葉に光沢があることです。
  • テリハノブドウ熟した果実
    10月になると、ノブドウの果実も紅色に熟してきます。見た目は綺麗でいかにも美味しそうに見えます。これから冬にかけていろいろな色に変色していきます。【平成22年10月11日撮影】
  • テリハノブドウ熟した果実
    晩秋になると、ノブドウの果実も熟し、次第に茶色に枯れかけてきます。茎や葉も気温の低下とともに傷み、冬を迎えることになります。晩秋のノブドウです。【平成22年11月22日撮影】
  • テリハノブドウ
    県道沿いのテリハノブドウです。ほかの樹木に絡みつき、覆いかぶさるように群生しています。この時期は、青い果実です。
  • テリハノブドウ果実・葉
    開花が終わると、緑の果実ができます。この時期は、直径1センチ未満です。

※ 2021年(令和3年)8月27・28日(金・土)、西之表市古田能野線、能野上石寺線、上能野深川線沿いで取材した夏の終わりにつるの葉腋に未熟果の緑色から紫色までのブドウ科のブドウ属のつる性植物テリハノブドウの果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
テリハノブドウ 夏の終わりにつるの葉腋に未熟果の緑色から紫色までの果実風景〜種子島の自然

2013.12.21〜