第17回浦田湾横断遠泳大会

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自信や勇気を体得すること

西之表市国上浦田湾で、第17回「われは海の子、国上の子、古田の子」浦田湾横断遠泳大会が行われました。西之表市立国上小学校、古田小学校4年生以上の児童が対象になっています。浦田湾横断遠泳大会は、国上小学校PTA実行委員会が中心となり、国上小学校、古田小学校の児童が日頃の水泳学習や練習などで身につけた泳力を郷土の自然豊かな環境の中で発揮し、自信や勇気を体得することで、「たくましく、清くはばたけ国上の子、古田の子」を育成することを目的に行なわれています。

ところで、国上と古田のつながりは、どうなっているのでしょうか。それは、古田御前という人物で繋がりがあります。「種子島家の女偉人伝」で、「古田御前」をご覧頂くと繋がりがはっきりしてきます。鉄砲伝来で有名な第14代種子島家の島主時尭公の側室であった古田御前は、ここ国上村の出身でした。二人の間に生れた男子は、第16代島主久時公でした。久時公は小さい頃、種子島で一番寒い地域の古田村で、母親と過ごし武芸に励んでいきます。その甲斐あって、朝鮮出兵にも4回種子島鉄砲隊を率いて目覚しい活躍をしていきます。そして、古田御前は、古田村で42歳で亡くなり、豊受神社境内にその墓地があります。

午前8時50分から浦田漁港の一番北側で開会式が行われ、西之表市長、教育委員会、国上校区長などのあいさつがあり、子供たちを激励しました。そのあと、選手宣誓があり力強く決意を述べました。開会式が終ると、水着姿に着替え、海に入り体を慣れさせたあと、出発を待ちます。出発は、ホラガイの合図でグループごと泳いでいきます。遠泳距離はゴール地点まで約1キロです。湾内ですので、波の状態も穏やかでコンディションも上出来でした。きっと、子供たちには大きな自信が生まれたことでしょう。

遠泳の模様を写真12枚掲載しています。なお、「浦田湾横断遠泳大会」については、西之表市立国上小学校(0997-28-0001)へお問い合わせてください。

開会式の前 西之表市長のはげまし 遠泳の誓い
開会式の前 西之表市長のはげまし 遠泳の誓い
開会式の始まるのを待っています。今回古田小学校は13名、国上小学校は31名の参加で、合計44名の子供たちが浦田湾の遠泳に挑みました。 開会式での西之表市長のはげましです。元気いっぱいがんばってほしいなどと述べました。 古田小、国上小の子供二人による遠泳の誓いです。最後まで泳ぎきりますなどと誓いました。
出発前 いざ、出発! 声援
出発前 いざ、出発! 声援
写真は、出発を待っているところです。いったん、海に入り体を慣れさせたあと、陸に上っています。 ホラガイの合図で出発し、グループごと整列しながら泳いでいきます。両サイドには、保護者、先生達の番永が付き添っています。ここを出ると、右へ進行していきます。 艀では、保護者、おじいさん、おばあさんたちも孫の泳ぎに声援を送っていました。
船からも監視! 思わず、ガッツポーズ! ゴール間近!
船からも監視! 思わず、ガッツポーズ! ゴール間近!
船からも子供たちを監視していきます。この日は、晴天に恵まれ暑い日でした。泳いでいるほうが気持ちよかったかも。 岸壁から近くを通り、元気よく泳いでいきました。番泳者も思わず、ガッツポーズを見せてくれました。 ここは、ゴール地点の海水浴場です。「われは海の子 国上の子 古田の子 遠泳大会」の横断幕が子供たちを迎えてくれました。
元気にゴール! 笑顔で、ゴール! 記念撮影!
元気にゴール! 笑顔で、ゴール! 記念撮影!
9時33分に出発して、10時9分ゴールでした。約35分間の遠泳でした。子供達は元気に波しぶきを上げながらゴール地点まで走り抜けていきました。 泳ぎきった満足感でしょうか。ゴールに笑顔で向っていきました。よくがんばってくれました。 写真は、番泳者、子供たちの記念撮影を行なっているところです。皆さん、お疲れ様でした。
【撮影場所】
鹿児島県西之表市国上浦田湾
【撮影日】
2008年7月12日/8時51分〜10時21分(写真情報 12.1〜21.8KB/E-510)