薬用植物資源研究センター種子島研究部施設一般公開・手漉き紙作り体験

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島内に自生するゲットウの葉で手漉き紙作りを体験

平成25年7月6日(土)、中種子町にある薬用植物資源研究センター種子島研究部で一般施設公開と手漉き紙作り体験が行われました。植物に興味を持つ人が訪れ、紙作り体験や施設内の植物案内など楽しんでいました。

薬用植物資源研究センター種子島研究部は、全国に三か所あるうちのひとつで、昭和29年(1954年)国立衛生試験所種子島分場として、熱帯・亜熱帯系薬用植物の露地植えでの試験研究を目的として設置されています。

年一回、種子島研究部の施設を一般公開し、通常見られないような珍しい植物や薬用植物など案内しています。また、今回は、ゲットウの葉を用いての手漉き紙作りも行われました。

なお、牛乳パックを利用した手漉き紙の作り方

@原料の準備

 牛乳パックを準備し、水につけておきます。両面のビニールをはがして、白い紙だけを使います。

A紙の加工

 牛乳パックの紙をミキサーでドロドロになるまで砕きます。そして、ケースにためた水に入れます。ゲットウの葉をミキサーで砕いたものと混ぜます。

B紙漉枠へ流し込む

C仕上げ

 吸水マジックタオルなどで余分な水分を取ります。

D乾燥

 天日干しで乾燥させると出来上がりです。

種子島研究部の施設 受付 あいさつ
種子島研究部の施設 受付 あいさつ
写真は、種子島研究部の施設、温室などの一部です。ここの施設の面積は、91,700平方メートルあります。露地及び温室の中には、何千種もの植物が植栽されています。 写真は、受付状況です。植物大好きな人たちが集まりました。 写真は、施設関係者によるあいさつです。職員・体験講師の紹介など、そして、紙作りの基礎的な説明や繊維植物などのお話もありました。
紙を小さくする ミキサーでドロドロにする ゲットウの葉も砕く
紙を小さくする ミキサーでドロドロにする ゲットウの葉も砕く
写真は、水につけておいた牛乳パックのビニールをはがし、小さく手でちぎっている状況です。 写真は、参加者により、小さくした紙パックをの紙をミキサーにかけてドロドロにします。牛乳パックの紙は、丈夫なパルプなのか、ミキサーも安全装置が働き、たびたびストップしてしまいます。 写真は、乾燥したゲットウの葉も砕き紙として利用します。ゲットウは、ショウガ科の植物で、九州南部〜沖縄、台湾、インドまで分布する常緑の多年草です。花のつぼみが桃の形に似ていることに由来します。ゲットウの種子は、健胃、整腸、消化不良などの薬効があります。
紙漉枠への流し込み 水分を取り除く ローラーで水分を取り除く
紙漉枠への流し込み 水分を取り除く ローラーで水分を取り除く
水をためたケースの中で、ドロドロになった繊維状のものの中に紙漉枠を入れ、流し込みを行います。枠は、名刺状、はがき状のものがあり、好みで流し込みます。 写真は、バキュームによって、漉枠ごと水分を取り除きます。十分取り除かないと、はがす時にくっついてしまいます。 バキュームで、ある程度水分は取り除かれますが、さらにローラーで余分な水分を取り除きます。この工程が終わると乾燥です。
はがす 乾燥させると出来上がり! 植物案内
はがす 乾燥させると出来上がり! 植物案内
写真は、ローラーで水分を取り除いた後、はがす作業です。水分が多いとうまくはがれてくれません。 天日干しして、自然乾燥させます。乾燥が終われば、手作り紙の出来上がりです。なお、ゲットウの葉が入ったものは、よい香りがしていました。 約一時間かけて、施設内の植物を案内してくれました。写真は、タコノキです。タコノキは、オス木、メス木があり、種子ができるのはメス木です。写真はメス木です。そして、タコノキの特徴は、支柱根が出ていることです。

【動画コーナー】

※ 2013年7月6日(土)、中種子町にある種子島研究部の施設案内、手漉紙作り体験を収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

薬用植物資源研究センター種子島研究部施設一般公開〜手漉き紙作り体験

【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町野間松原山薬用植物資源研究センター種子島研究部
【撮影日時】
2013年7月6(土)/8時50分〜12時08分