鹿児島県立南種子高等学校第62回卒業式・閉校式

平成22年3月3日(水)、南種子町の鹿児島県立南種子高等学校で、最後の卒業式と閉校式が行われました。種子島中央高等学校との発展的統廃合に伴うもので、三月末に閉校されます。昭和23年4月15日、村立南種子高等学校として誕生以来、、5,550名の卒業生を送り出しています。昭和23年4月23日に開校してから62年の歴史に幕を閉じました。

9時20分より体育館にて、卒業生49名の入場により最後の卒業式が行われました。卒業証書授与のあと、國上明学校長の式辞で、学校の歴史やこれまでの出来事、実績などが紹介され、これまで築き上げた南高の伝統や精神が消えることは、寂しい思いがすることなど述べていました。県教育委員会告辞、来賓祝辞、祝電披露、卒業生代表あいさつ、校歌斉唱などで卒業式も終了しました。

卒業式のあと、11時15分から卒業生ＯＢや同窓会も参列し閉校式が行われました。学校長の式辞、実行委員長あいさつ、来賓のあいさつ、校歌の斉唱などあり、多くの来賓あいさつの中で、閉校するのは大変寂しいが、心の中では永遠に南高は残るなどの言葉が多く聞かれました。卒業式の前に、正門付近にある亡師亡友慰霊祭が行われ、関係者により黙祷や献花などが行われました。

南種子高等学校最後の卒業式、閉校式の模様を掲載しています。ご覧ください。