サミット会場
平成29年11月25日(土)、南種子町福祉センターで、鹿児島県南種子町、長崎県対馬市、岡山県総社市による「赤米サミット2017 in 南種子」が盛大に開催されました。
赤米サミットは、宝満御神楽でオープニング、そして、2市1町によるあいさつ、基調報告、赤米についての発表、相川七瀬さんの基調講演、関係者による討議、各保存会による共同宣言、最後に閉会のあいさつでシンポジュームが終了しました。そのサミットの模様をダイジェストで掲載しています。
写真1枚目は、会場となった南種子町福祉センターです。サミットは、南種子町、総社市、対馬市の2市1町で持ち回りで行っているものです。三地域の赤米と赤米にまつわる文化を地域の活性化につなげようと平成26年3月から実施しているものです。
写真2枚目は、オープニングでの宝満神社お田植え祭保存会による宝満御神楽です。猿田彦舞です。元々総社市の御神楽を手本にしていますが、すっかり、本家をしのぐまでになっているという。
宝満御神楽でオープニング
開会のあいさつ
写真3枚目は、開会式での南種子町長のあいさつです。これまでの赤米交流、サミットに至るまでの経緯、相川さんとの出会いなどお話しされていました。今後と、日本遺産の登録に向けて一致団結して取り組んでいきたいと結びました。
写真4枚目は、総社市長による来賓のあいさつです。昨年日本遺産登録に失敗して、再び登録を目指したいと話していました。また、行政で文化保存に対する支援策などどのようなことができるか検討したいとも話されていました。
総社市長のあいさつ
対馬副市長のあいさつ
写真5枚目は、対馬市副市長のあいさつです。対馬での赤米や相川さんとの出会いなど話されていました。
写真6枚目は、対馬市の赤米文化の基調報告です。写真は、お田植えでの赤米神事です。対馬市の課題は、保存者の人数が少ないことです。これからどうやって保存者を育てるのかが難題です。
対馬市の赤米神事
総社市のお田植え祭
写真7枚目は、総社市の基調報告での赤米のお田植え祭です。子供たちも参加しています。
写真8枚目は、南種子町の基調報告でのシュエイ取りです。この文化は、種子島だけでしょうか。ほかの基調報告では出てきませんでした。写真は、お田植え祭でのシュエイ取りです。神職により行われます。
南種子町のシュエイ取り
赤米発表
写真9枚目は、茎南小学校児童による赤米発表です。子どもたちは赤米に関することを細かく調べていました。
写真10枚目は、茎南小学校児童による田植え歌発表です。この歌は、お田植え祭で歌われるものです。
田植え歌発表
ヒカリノミ合唱
写真11枚目は、相川七瀬さんと茎南小学校児童によるヒカリノミの合唱です。
写真12枚目は、花峰小学校児童によるお田植え歌の発表です。閉会式での表彰です。写真は、総合優勝した下西地区の表彰です。タイムは、1時間19分22秒です。
田植え歌発表
赤米のつのまき
写真13枚目は、ロビーでの赤米で作ったつのまきの試食です。大変あっさりした味になっていました。美味しかったですよ。
写真14枚目は、南種子町のトンミー大使、赤米を通して、2市一町の懸け橋となっている相川七瀬さんの基調講演です。小島摩文先生のコーディネートで行われました。写真は、赤米との出会いについて話されています。対馬市でのライブがきっかけとなったそうです。
相川七瀬さんの基調講演
討議での喜田長蔵さんの発表
写真15枚目は、パネルディスカッションです。その中で、萬葉染め染色家の喜田長蔵さんです。赤米のぬかで染めたものを紹介しています。午前中にその体験が行われたようです。
写真16枚目は、南種子町、総社市、対馬市赤米保存会による共同宣言です。再び、日本遺産への登録に向けて頑張ることを誓い合いました。
共同宣言
閉会のあいさつ
写真17枚目は、南種子町教育長による閉会のあいさつです。今回のパンフレットの表紙について話しています。過去、現在の写真が掲載されていますが、この右側には未来の文化が伝承できるように子供たちにしっかり伝えていきたいと話されていました。
赤米サミット2017 in 南種子に関する詳しいことについては、南種子町役場(0997-26-1111)へお問い合わせてください。
※ 2017年11月19日、赤米サミット2017 in 南種子をダイジェストとして紹介しています。この動画の中には、オープニングでの宝満御神楽、開会の挨拶、来賓の挨拶、各赤米保存会による基調報告、茎南小学校児童による赤米発表、ヒカリノミ・田植歌発表、相川七瀬さんによる基調講演、パネルディスカッションの一部、共同宣言、閉会のあいさつの一部などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島のイベント:赤米サミット2017 in 南種子ダイジェスト】