西之表市街地から県道76号線を経由し、平松から安城に出て県道75号線を中種子方向に進み、川脇川の橋を過ぎると上り坂で、左に公民館が見えてくるので、公民館の左の小さい道を更に先へ行くと、左に二つ目の畑があります。その二つ目の畑の方向転換の場所から海岸に下っていくと、写真の瀬があり、地元では「シラ瀬」と呼んでいます。西之表市街地から約30分です。畑から海岸までの道は、はっきり細い道で分かりますが、途中急斜面になっているので、転倒しないよう足元には十分ご注意ください。地元の方が、ロープを張っているので、たいへん役立ちます。このシラ瀬は私もたいへん好きな瀬の一つでした。写真でも分かるとおり、沖に瀬があるので、波をブロックしてくれるので、少し時化いても竿を出すことができます。
いっぽう「大瀬」のほうは、公民館の横道を行くと、右の家の2軒目の前から海岸に降りていくことができます。道もはっきりしているので、分かると思います。途中急な坂になっているので、転倒しないように十分気をつけてください。
安城の瀬で釣れる魚は、ヒツオグレ(イズスミ)、クロが主です。たまに遠投すると大きいエバなどが釣れることもあります。また、「大瀬」では、イカ引きもできます。特に安城の波はパワーがありますので、高波には十分気をつけてください。
写真でも分かると思いますが、大きな瀬で少々時化ていても竿を出すことができます。
この瀬は深さがあまりないことが欠点ですが、地元では人気のある瀬です。もっぱら、カゴの遠投釣りが多いようです。
あちこち大小の沈み瀬があるので、大物が掛っても瀬の中にもぐられてしまい、バラシが多いので慎重に釣ることが必要です。
カゴの遠投だけでなく、もちろんフカセでも釣ることができます。引き潮は右、満ち潮は左に流れていきます。したがって、満ち掛けに釣るのがベターです。この瀬に来るのに、安城漁港から海岸を歩いてくると、坂道がありません。漁港から歩いていく人も多いと聞きます。
バラシが多いので慎重に釣ること
ナギていたら、釣れないので、やめたほうがいいです。手前の瀬と沖の瀬の間に、サラシができて沖の瀬の左側の沖に向ってウキが流れていく時が一番条件が整っています。
この瀬では、一般的にフカセで釣るのがいいでしょう。瀬の先端には行かないで、瀬の中央付近の真下に沈み瀬があるので、その右の釣る瀬際にコマセを撒きます。
サラシができているときは、瀬際に撒くとその下に魚はきています。瀬際で釣るのがコツです。
したがって、仕掛けは瀬際から狙います。瀬際狙いは、潮の流れる方向に関係なく使えるので、当方も好んでこの方法を使っていました。大型もくるので、楽しみな瀬です。
瀬際で釣るのがコツ
しら瀬の釣る場所を写しています。中央の出っ張りの右(へこんだところ)真ん中付近にコマセを撒いていきます。
そして、撒いた位置に仕掛けを投入します。好調のときは、ほとんど瀬際付近で当たりがきます。
写真では、サラシがほとんどできていません。このような状況では、釣果は望めません。
好調のときは、ほとんど瀬際で当たる