増田中学校閉校に関する碑
平成16年4月1日より、中種子町内の中学校が統合され、中種子中学校が開校したのに伴い、増田中学校は閉校されました。校内のアコウの大木付近に閉校碑が建立されています。記念碑には、正面に沿革が、裏面に校歌が刻まれています。
中種子町立増田中学校跡
沿革
昭和二十二年増田中学校として創立以来、校区民の献身的な出役もあり、昭和二十四年校舎が完成し小学校から移転、自然豊かな環境と校区民の慈愛に包まれ、二千五百四十名の卒業生を輩出した。
いつも谷間に元気なこどもの歓声が響き「増田魂」を合い言葉に、何事にも負けない粘り強さで、輝かしい校風と伝統を築いてきた。
平成十六年三月三十一日中種子中学校への統合のため伝統ある増田中学校五十七年の歴史をここに閉じる。
平成十六年三月
中種子町
校歌
神田善一郎 作詞
林 幸光 作曲
一、産土神の 杜にさす
朝日の影に 栄えある
増田の歴史 想うとき
いやますますに 希望わく
健児われらの 増田中学校
二、太平洋の 潮なるも
心しずかに 学ぶ身の
友人あれば 手をとりて
常ほがらかに睦みあう
健児われらの 増田中学校
三、鏡の池の 水源と
汲めどもつきぬ 師の教え
働くことの よろこびを
生命輝き 幸福な
健児われらの 増田中学校
四、学びの丘に 群生なす
真竹の節の 正しかる
秩序に育ち 新しい
町の力と 励み合う
健児われらの 増田中学校
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。