伊関小学校跡に関する碑
西之表市立伊関小学校の現在の校舎は、平成25年3月30日に落成式を行いました。その前の旧校舎は、昭和33年10月10日に落成し、種子島で初めて鉄筋コンクリート製の校舎が建てられました。その建設費の一部は、カシミヤ号救助による米国からの贈与金5千ドルから繰り入られています。
伊関小学校の沿革は、明治15年3月17日、本校を設立し、啓明小学校と称し、明治20年4月20日、学制改革により伊関簡易小学校と改め、終業年限を3年とし、別に1年の補習科を置いていた。
明治25年11月1日、学制改革により、伊関尋常小学校と改称。児童38名。
大正13年4月16日、伊関尋常高等小学校と改称し、高等科を併置した。
昭和16年4月1日、学制改革により伊関国民学校と改称。
昭和22年11月1日、学制改革により、これより伊関小学校と改称。
昭和33年10月10日、本校舎落成記念式典(現在の場所に、紀徳碑と共に移転)
昭和56年8月20日、伊関小学校創立百周年記念式典
写真の石碑は、伊関公民館の裏側の設立当時の場所に建立されているものです。その記念碑には、次のような碑文が刻まれています。
伊関小学校跡
昭和五十六年九月二十日
卒業生一同
碑文は以上です。
※ 2020年(令和2年)3月17日(火)に取材した西之表市伊関にある伊関小学校正門付近に建立されている伊関小学校移転に関する記念碑「伊関小学校跡」を紹介しています。この動画の中には、県道581号線伊関公民館前通り付近、旧伊関小学校前通り、旧伊関小学校跡地、伊関小学校跡の碑文及びその周辺の風景などを収録しています。なお、碑文は字幕で本文を流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。