石坂仲七翁遺徳顕彰之碑

　西之表市上西公民館広場に、この記念碑が建立されています。その記念碑には、次のような碑文が刻まれています。

　石坂仲七翁
　　　遺徳顕彰之碑
　　　碑文
上西校区々長、池之久保地区部落長、西之表市傷病軍
人会副会長、上西校区老人クラブ連合会々長、池之久
保地区老人会長石坂仲七市は明治四十二年四月二十日
石坂六一氏の長男として西之表市上西池之久保に生ま
る。夙に営農を家業とし勤むるも昭和五年一月鹿児
島歩兵第四十五連隊第三中隊に現役入隊し、昭和六年満
期除隊となる。
時に日支間に戦火燃え盛り昭和十三年五月源隊補充隊
之応召、歩兵第百四十五連隊第七中隊に編入同年六月
門司港より出発針魚嘴に上陸同年七月●流●橋付近に、
て戦斗中負傷、昭和十三年八月永久服役免除となる。
以後、大なる厚意に感謝しつつ率先重範頭揚の要職を
歴任　地域発展の為に貢献すること大なり　中に高齢
者学級活性化基金として　又、体育行事に関する意気
高揚を願い多額の金品を寄贈せられ上西校区発展と後
輩の育成に尽力せらるるも平成三年四月十四日突如とし
て逝く(享年八十三才)ここに顕彰之碑を建立し氏の
遺徳を後世に伝えんとするものなり
上西校区　上西高齢者学級　建之

　碑文は以上です。●は、WEB上で表記できない漢字です。

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