上妻慎吾医者に関する碑
西之表市安城下之町にある安城公民館の奥に、この記念碑は建てられています。上妻慎吾先生は、安城村の過疎地で医院を開設し、地域の医療に貢献してきました。記念碑には、次のような碑文が刻まれています。
上妻慎吾之碑
嘉永六年六月この地に生る
幼少にして医術を志し明治
八年より英国の医学者ウイ
ルスに師事し内科外科眼科
産婦人科の医学を修め明治
十四年五月郷里に於て開業
以来五十有余年七十六才の
天寿を全うするまで無医村
住民のため一生を仁術に捧
げた当時最新しい西洋医学
を身につけながら政治経済
各方面からの要望をふりす
て島民の治療に当った事に
実に非凡である
昭和四十七年六月
上妻宗正
建立 仁知正
直正
円夫
碑文は以上です。?は判読できない文字、或いは変換不可能な文字です。また、碑文に読み違いがあるかもしれません。
※ 2020年(令和2年)2月8日(土)に取材した西之表市安城下之町上妻家住宅入口に建立されている上妻慎吾医者に関する記念碑「上妻慎吾之碑」を紹介しています。この動画の中には、県道75号線安城下之町簡易郵便局前交差点付近、上妻家住宅へ通じる階段、住宅入口、記念碑付近、上妻慎吾之碑の碑文及びその周辺の風景を収録しています。なお、碑文は字幕で本文を流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。