西之校区御崎神社の秋季大祭で奉納された本村、崎原地区公民館の皆さんによる棒踊りです。六尺の棒と三尺の鎌で踊ってくれました。六人一組での踊りです。以前は、導化役もいましたが、少子化に伴い少人数での棒踊りとなりました。
棒踊りの服装は、かすりの着物姿で頭に白いハチマキと色鮮やかなタスキがけ、腰に帯びと飾り付けの帯をして、白いズボン下を履き、前は鮮やかな前掛けをして、足はケハンに足袋でワラジを履いています。鎌は鮮やかな衣装を上半身着ています。そして、神社入口から勇ましい声を上げながら、棒踊りの歌にあわせて入場していきます。
本踊りは、六人一組で踊りを奉納してくれました。棒同士、棒と鎌が巧みな動作で立ったりしゃがんだり、前後左右に入れ違いになりながら打ち合っていきます。爽やかな秋空の神社境内に大きな音が響きわたりました。踊りの途中、手を伸ばしたり、首をひねったりする仕草も出てなかなか見ごたえがありました。
一般的に棒踊りは、入場、棒突き、本踊り、退場から構成されています。写真一枚目は、本踊りの様子です。たいへんキビキビした棒踊りを楽しむことができました。踊りは三回繰り返して奉納され退場していきます。
写真は、棒踊りの入場です。右肩に棒を担いで勇ましく入場してきます。 | |
写真は、入場が終わると、棒突きです。棒突きは定位置で前後に移動しながら棒を振って踊ります。棒突きが終わると、本踊りが始まります。 | |
写真は、棒踊りの本踊りです。前後左右に激しく移動しながら棒を打ち合います。神社境内に勇ましい棒の音が響きわたります。 | |
写真は、本踊りを三回繰り返して踊りが終了します。隊列を整え、元の入場位置まで退場して棒踊り終了です。 |
※ 2015年10月25日(日)、南種子町西之門倉岬にある御崎神社の秋季大祭で奉納された崎原・本村集落による棒踊りを撮影したものです。この動画の中には、棒踊りの入場、棒突き、本踊り、退場などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:棒踊り崎原・本村集落御崎神社での奉納踊り2015年】