服装は、頭に白くて長いハチマキとタスキがけ、腰に黄色の帯び、白いズボン下を履き、前は水色の前掛けをして、足はケハンに手製のワラジを履いています。
そして、一五〇センチくらいの棒と七〇センチくらいの鎌を持って踊ります。六人一組で、鎌が二人、棒が四人です。踊り手は、すべて青年団の方です。左の神社入り口から、二列に並びハナ引きの歌にあわせてゆっくりと入場してきます。
踊りは、安納神社で奉納される棒踊りと同一のものです。踊る人数が一組多い十八人です。ハナ引きの歌にあわせて大変勇ましく、男性的な踊りが魅力です。巧みな動作で、棒と鎌が打ち合いになり、その時でる音が何とも民族的な響きです。踊りは三回繰り返して奉納されます。
棒踊りの入場です。持った棒を地面に突いての入場ですので、棒突きも兼ねています。したがって、棒突きはありません。 | |
棒踊りの唄とプラカード持ちです。調子かけ声などを発します。 | |
棒踊りの本踊りです。通常の棒踊りには、ジャンプする動作はないのですが、示現流くずし棒踊りには、この場面が出てきます。棒4人がジャンプしています。 | |
棒踊りの引端です。持った棒を地面に突いての退場です。 |
※ 2018年10月28日(日)、西之表市安納軍場神社願成就で奉納された安納棒踊り保存会による示現流くずし棒踊りを紹介しています。この動画の中には、入場、本踊り、退場、踊る前の踊り子のコメントなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:示現流くずし棒踊り 軍場神社願成就での奉納踊り2018年安納棒踊り保存会】