棒踊り

踊るたびに速度が速まる棒踊り

【撮影場所】

鹿児島県熊毛郡中種子町増田小学校体育館

【撮影日時】

2014年11月9日(日)/13時43分〜13時52分

【奉納場所】

中種子町二十番川原神社、増田神社

【奉納時期】

不定期

【アクセス方法】

中種子市街地から県道75号線経由で約10分で川原神社です。

【踊りの説明】

棒踊りは、島津藩が士気を鼓舞するために、棒術を踊りに仕組んだのが始まりと言われています。種子島の各地に棒踊りは伝承されており、明治十五、六年頃、加治木、加世田、日置から習いこんだと言われています。

棒踊りの服装は、白の短パン姿で、頭に白いハチマキとタスキがけ、腰に黒帯びをして、三尺の棒を使っています。そして、正面には、歌を歌う太鼓がいます。棒踊りは、入場、棒突き、本踊り、退場から構成されています。

写真一枚目は、棒踊りの本踊りです。本踊りは、六人一組になって踊ります。踊る人数も多いので、棒同士が打ち合いになると、館内に勇ましい棒の音が響きわたります。前後左右に、打ち合いながら踊っていきます。踊りも巧みな動作で、勇敢に精一杯踊ってくれました。棒同士が打ち合いになり、その時発する音が何とも民族的な響きになっています。

	写真は、棒踊りの太鼓です。棒踊りの唄も歌います。棒踊りの歌詞は、油久の棒踊りの歌詞にほとんど同じものになっています。
	写真は棒踊りのゆわいる棒突きです。前後に移動しながらの踊りです。この時は、棒同士が打ち合いになることはありません。
	写真は本踊り一回目の踊りです。二十番の棒踊りは、踊るたびに踊るスピードが上がってきます。これが大きな特徴といえるものです。
	写真は棒踊りの本踊りの三回目が終わったところです。終わった姿勢は写真のごとくです。息を切らしながらの踊りでした。
	写真は棒踊りの退場です。歌に合わせて後方から退場します。

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