平成27年河内神社の秋季大祭で奉納された山崎公民館による棒踊りです。今年は、不幸が相次ぐ中、子供たちの応援をいただき奉納することができたといいます。棒踊りの特徴は、写真で分かるとおり、飾り付けた槍を持ち鮮やかな衣装姿でワラジを履き、面をつけた導化役が二人いることで、棒踊りのパフォーマンスを演出しています。
面の導化役は、あちこち動き回り、観客にも近づいて茶化したりします。棒踊りの服装は、頭に白いハチマキとタスキがけ、腰に黒と黄色の帯び、白いズボン下を履き、前は丸に十の字の水色の前掛けをして、足はケハンにワラジを履いています。そして一五〇センチと七〇センチくらいの棒の二種類があります。
本踊りは、三回踊り繰り返されます。踊りも大変勇ましく、男性的で勇敢な踊りです。巧みな動作で、棒同士が打ち合いになり、その時でる音が何とも民族的な響きになっています。
写真一枚目は、一回目の本踊りです。六尺の棒同士の踊りです。基本的には、四人一組になっています。
写真は秋季大祭での奉納踊りですので、代表者が参拝したり、お神酒を受けます。お神酒受けが終わると、棒踊りの入場です。 | |
写真は、棒踊りの入場です。右肩に棒を担いで、左右に体を振りながら、勇ましく入場してきますが、棒突きも兼ねています。棒を前後に激しく振り回します。 | |
写真は棒踊りの唄と太鼓です。唄いながら棒踊りのリズムを太鼓と小鼓で叩きます。 | |
棒踊りの本踊りです。棒踊りは、戦の様子を踊りに見立てた内容です。自然と戦う様子が想像できますね。 | |
本踊りは三回繰り返されます。写真は、最後の本踊りです。棒の先端を地面につけるのが特徴です。 | |
棒同士の本踊りが三回繰り返されると、棒踊りも終了です。最初の入場位置まで退場します。 |
※ 2015年10月18日、南種子町上中河内神社の秋季大祭で、上中山崎地域に伝承する棒踊りを撮影したものです。この動画に中には、棒踊りの入場、本踊り、退場などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:棒踊り河内神社秋季大祭での奉納踊り2015年山崎地域】
※ 2013年10月20日、南種子町上中河内神社の秋季大祭で、上中山崎地域に伝承する棒踊りを撮影したものです。この動画に中には、棒踊りの入場、本踊り、退場などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の郷土芸能:山崎地域に伝承する棒踊り平成25年河内神社秋季大祭での奉納踊り】