ここは、西之表市住吉の志和野(しわの)海岸です。ご覧の通り青のりがびっしり岩についているのが分かると思います。
現在、種子島では「岩海苔かき」が盛んに行われています。岩海苔は青のりとも呼ばれ、ほんとうにおいしい磯の逸品です。
旬になると島内のホテルや民宿でも澄まし汁や味噌汁などで出してくれるところも多いはずです。
もちろん、スーパーなどの店頭にも時期になれば売られています。また、この青のりが生えてくる頃になると、磯釣りも活発になってきます。
青のりがびっしり岩についている
写真の岩海苔をかいているおばさんに聞いてみると、海苔は自家用で毎年1〜2回は来ているとのこと。岩に生えているので、手でひとつひとつ採っていかないと砂や石が混ざってしまうと話してくれました。
ところで、この時期になると、海苔を食べるために「クロ」が近場によってきます。海苔を食べるのは人間だけではなく、美味いものは魚も知っています。
国道58号線沿いにあり、利便性がいいので海苔かき、磯釣り、磯遊びに訪れる人も多い海岸です。
手でひとつひとつ採っている