写真の鶏は、南種子町の特産品になっているインギー鶏です。なぜインギー鶏なのか、簡単に説明しますと次のようです。
明治二十七年四月二十五日、イギリスの貿易帆船ドラメルタン号が前之浜海岸に漂着して、乗組員を救助し手厚く介抱しています。
この温情に感激した乗組員は、この帆船で飼育していた鶏を下中の住民に贈ったのがインギー鶏の由来です。
インギーという名前は、特別な意味はなく、イギリスの鶏を呼びやすいようにつけた名前です。
南種子町下中の南種子町立花峰小学校の校庭の片隅で、子供たちが一生懸命に4羽飼育しています。
花峰小のインギー鶏
そして、インギー鶏は南種子町の特産品になっており、料亭でインギー鶏の料理を食べることができます。食べられる場所については、「南種子町の旅行・観光情報」で、お店を紹介しています。そちらをご覧ください。
インギー鶏を使った料理は、インギー刺身定食、インギー汁、インギー丼、インギー串焼き、インギー串焼き定食などがあります。
インギー鶏は、種子島にしかいない鶏です。ぜひ、種子島に来ましたら、インギー鶏料理をお楽しみください。
インギー刺身定食