種子島焼(能野焼)

種子島焼の魅力は、素朴さのなかにも味わい深いのが特徴

種子島には、西之表市をはじめたくさんの窯元があります。現在は、種子島焼として特産品にもなっています。

西之表市住吉上能野に、種子島焼先駆者の福元陶苑があります。写真は窯主の福元秀義さんです。

福元さんは、本土で会社員でしたが、脱サラを目指し、日本各地で窯焼を学んだといいます。昭和53年に種子島へもどり、出身地だった国上から少し離れた現在の地に住み着き、種子島でいち早く焼窯を開き、焼き物の普及に努めてきています。

種子島焼の魅力は、素朴さのなかにも味わい深いのが特徴です。そして、普段の生活に密着した作品が多いことです。

福元さんは奥さんと二人で窯焼を行っていましたが、今年の4月からは、息子さんが帰ってきてお手伝いしています。

福元陶苑の窯主〜福元秀義さん

福元陶苑の窯主〜福元秀義さん
【撮影場所】
鹿児島県西之表市上能野福元陶苑
【撮影日時】
2009年6月30日/14時06分

数多くの作品の中から、その一部を紹介しています。前述のように種子島焼は普段の生活に密着しているので、湯呑茶碗、花瓶、お皿、食器などです。

素朴の中にも優雅さもあります。落ち着きのある雰囲気がありますので、飾り物としても利用できます。

ところで、福元さんの登り窯は15メートルあり、種子島で一番長いものです。陶苑では、陶芸教室も開いており、身近に陶芸を楽しむこともできます。

今世紀最大の皆既日食のときも、陶芸教室を開く予定があるといいます。

素朴な味がある種子島焼、お土産や贈答品にマッチしています。

福元陶苑〜西之表市上能野、0997-23-1410(FAX兼用)

福元さんの作品

種子島焼〜福元陶苑の作品
【撮影場所】
鹿児島県西之表市上能野福元陶苑
【撮影日時】
2009年6月30日/13時46分
2017.2.13〜