中種子町増田の犬城海岸にある大きな空洞の岩屋です。太平洋の荒波で、長い年月の侵食でつくられた洞穴です。東海岸では、このような胴穴をあちこちで見ることができます。その中で、この馬立(またて)の岩屋は、第10代島主種子島幡時が、この洞穴で行方不明になり、幡時が乗ってきた愛馬が洞穴の前で待っていたことから、名前が付けられたといいます。また、幡時は犬神使いの修行の場としてこの地域を利用していたので、犬城の地名がついたと言われています。写真で左の大きな岩屋が馬立の岩屋で、入口とその周辺の海岸を写しています。
※ 2013年2月24日(日)、犬城海岸・馬立の岩屋を撮影したものです。美しい海岸をお楽しみください。なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の海岸:犬城海岸・馬立の岩屋(中種子町増田)〜後編】