中種子町増田中之町にある上妻阿波守家真(こうづまあわかみいえまさ)の石塔です。中種子町の文化財に指定されています。
増田中之町増田郵便局前の道路を少し北へ行くと、右のT字交差点の角に案内の標柱が立っています。それが目印になります。
そこから、上り坂を100メートルくらい行ったところに、また、案内板が見えているので分かるようになっています。
「文化七庚午年十月 支流 上妻九師左衛門藤原宗垣? 上妻七兵衛藤原・・・」
吾祖上妻阿波守家真大人當時在鎌倉?種子島?宰・・・・・采地五十町歩於増田村十七世阿波家・・・以下省略」など・・・と刻まれています。
また、案内板によると、上妻氏は鎌倉時代種子島で政務を執っていたが、やがて種子島氏が島内を治めるようになったが、種子島氏から懇願されて種子島に留まり増田に50町歩を譲渡され古房で山城を築いたといいます。