南種子町下立石の漁港近くにある種子島製塩初地の碑です。西之表市の大崎、湊、南種子町砂坂とともに種子島製塩のはじまりの地のひとつになっています。種子島の領主「平信基」公が、生活する中で、食塩の必要性を感じ取り、下立石地域に塩釜を作り、塩炊きしたのが建仁元年(1201年)とされています。
一夜で作られた塩の量は、約2石五斗(450リットル)だったと伝えられています。
下立石地域には、現在でも塩炊きの伝統行事が引き継がれています。