本立て作り
平成27年7月14日(火)、南種子町立西野小学校で、木工製作体験本立て作りの学習体験が熊毛支庁林務水産課東氏の指導により行われました。
西野小学校では、「やさしく、かしこく、たくましく」を校訓に掲げ、積極的な活動を行っています。また、宇宙留学制度も実施しており、さまざまな体験活動の充実を図っており、今回は、森林・木材のことを知ろうということで、木工製作にチャレンジしました。
本立て製作が終わり、児童からは「これから安全に気をつけて物作りに携わっていきたい」と話してくれました。西野小学校児童25名、教職員による本立て作りの模様を写真と動画で掲載しています。
3年生以上は、設計図を基に、測ったり、のこで切ったり、キリで穴をあけたり、そして、最後にくぎ留めして製作完了となります。子どもたちは、大変熱心に取り組み、時には協力し合いながら作業を進めていました。写真1枚目です。
正門付近から撮影した西野小学校校舎です。体育館は、写真右です。台風が過ぎた後、晴天に恵まれました。写真2枚目です。
西野小学校校舎
西野小学校の掲示板
写真3枚目は、西野小学校正門付近にある掲示板です。掲示板には、7月の行事予定、読書目標、生活・保健目標、親子ふれあい活動の記念写真、そして、前之浜海岸清掃活動のホームページの記事などです。
写真4枚目は、西野小学校正門付近にある記念碑です。左は日高静磨先生頌徳碑、右は亡友記念碑です。日高先生は西野小学校校長を十一年間務め造林に意を用し学校の発展に尽くしてきました。
西野小学校の記念碑
東さんのあいさつ
9時40分に、児童25名、及び教職員が体育館に集合しました。そして、林務水産課の東さんの指導により本立て作りを行いました。写真5枚目は、東さんのあいさつです。
定規やサシガネなどの扱い方も子供たちに教えました。材料を手渡され、設計図を基に作業の進め方など皆で話し合いました。写真6枚目です。
設計図を確認
寸法を記入する
高学年は要領もよくて、寸法もテキパキとこなし印をしていました。写真7枚目です。
本立て作りの中で、一番時間がかかるのがのこぎりで板を切ることです。ときには、協力も必要です。写真8枚目です。
協力も大切
先生が補助
低学年は、予め寸法通りに切断したものをやっています。先生の補助を受けながら、作業をこなしていました。写真9枚目です。
本立て作りは、一人では難儀する工程もあります。先生や指導者の援助も必要です。くぎ留するために寸法を書き込んでいるところです。写真10枚目です。
指導者も補助する
キリで穴をあける
くぎ留する前に、キリで穴をあけます。こうすると、くぎ留しやすくなるし、また、板が割れるのを防げますね。写真11枚目です。
約2時間の作業が終わりました。出来上がった本立てです。大変上手に作り上げていました。写真12枚目です。
本立てが完成
最後の仕上げ
最後に、縁取りです。のこぎりで切断した面は、突起物などが出ています。ハンド研磨機で磨けばさらに上品に仕上がります。写真13枚目です。
なお、本立て作り体験や留学制度等については、南種子町立西野小学校(0997-26-6255)へお問い合わせてください。
※ 2015年7月14日(火)、南種子町立西野小学校で行われた木工製作体験本立て作りにチャレンジを取材したものです。動画の中には、本立て作りの模様を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:西野小学校木工製作体験本立て作りに挑戦!】