優勝旗争奪戦の取り組み
平成26年5月11日(日)、午後1時より中種子町立星原小学校相撲場にて、平成26年度第83回仲良し相撲大会が行われました。
両校は、種子島の西海岸の市町の境を挟む位置にあり、昔から親戚関係が多く交流が深かったのです。この大会は、昭和初期に始まり、戦争により二度の中断がありました。かつては浜で開催し、大勢の見物客が集まったほどです。
近年の少子化により、児童減が続き、女児の参加を始めるなどの工夫も行ってきています。これからも工夫を重ねながら、児童の健全育成のために伝統行事を守り、両校区の親睦をはかっていきたいとしています。
今回、住吉小学校36人、星原小学校7人、住吉校区の中学生7人、星原校区の中学生1人、保育園児6人の合計57人が参加しました。
写真1枚目は、最後のプログラムとなった優勝旗争奪戦の最後の取り組みとなった相撲です。中学2年男子の星原濱田君と住吉日高君です。この勝負で優勝が決まったものです。ちょっと力の差でしょうか、住吉の日高君の勝ちとなりました。
写真2枚目は、川下三業中種子町長のあいさつです。これまでの歴史や町政のことも交えながらお話していました。
中種子町長のあいさつ
開会式での両校児童による選手宣誓
写真3枚目は、開会式での選手宣誓です。このほか、開会式では、開会宣言、国旗・両校校章旗掲揚、星原小PTA会長あいさつ、来賓を代表して中種子町長のあいさつ、優勝旗返還、競技場の注意、両校校歌斉唱、準備運動などがありました。
写真4枚目は、相撲神事での児童代表玉ぐしの奉奠です。住吉小の児童が玉ぐしを奉納しました。
相撲神事での玉ぐし奉奠
土俵開き
写真5枚目は、土俵開きです。神事のあと、土俵四隅に塩で場を清めました。
写真6枚目は、奉納相撲です。場を清めたあと、両校の児童による取り組みがあり、途中水が入り、引き分けとなり、来年度に持ち越されることとなりました。
奉納相撲
中学年女子の取り組み
写真7枚目は、中学年女子の取り組みです。この時から、しっかり、相手の目を見つめて気合が入っているのです。
写真8枚目は、同じく中学年女子による取り組みです。相撲全般的に、女子の取り組みが最もおもしろかったです。何といっても迫力がありました。負けたら、涙を出し、あるいは逆に、勝って涙を見せたりとドラマがありました。
中学年女子による取り組み
保育園児による取り組み
写真9枚目は、保育園児による取り組みです。可愛らしい相撲を見せてくれましたね。会場からも笑いや大きな拍手など響いていました。また、なかなか立ち合ってくれないので、行事さんも手を焼くほどでした。
写真10枚目は、中学生による取り組みです。中学生になると、少々恥ずかしがりになってくるので、相撲の気合抜けもありますね。
中学生による取り組み
高学年男子の土俵入り
写真11枚目は、高学年男子による土俵入りです。行事を先頭に、やー、やーと声を出しながら、足を引きずりながら前進していきます。
写真12枚目は、高学年女子による取り組みです。土俵際の攻防ですが、やや余裕があるのか、笑も見せてくれています。
高学年女子の取り組み
閉会式での優勝旗授与
写真13枚目は、閉会式での優勝旗授与です。今回は、優勝争奪戦で住吉小学校4勝3敗での優勝となりました。星原小PTA会長から手渡されました。です。砂糖は一切使わなくても大変甘いのです。
閉会式の親善作品の交換
閉会式での親善作品の交換です。両校5年生の児童により交換されました。
閉会式では、このほか、整理運動、成績発表、閉会のあいさつ、万歳三唱などがありました。
仲良し相撲大会に関する詳しいことについては、中種子町立星原小学校(0997-27-7007)、西之表市立住吉小学校(0997-23-8307)へお問い合わせてください。
※ 平成26年5月11日(日)、午後1時より中種子町立星原小学校相撲場にて、平成26年度第83回仲良し相撲大会の模様を撮影したものです。動画の中には、開会式での選手宣誓、相撲神事、星原小学校と住吉小学校の取り組み、閉会式での優勝旗授与、神前作品の交換などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:第83回仲良し相撲大会(星原小学校・住吉小学校)〜前半】
【種子島の学校活動:第83回仲良し相撲大会(星原小学校・住吉小学校)〜後半】