平成29年2月25日(土)、中種子町坂井にある国重要文化財として指定されている古市家住宅の上座にひな人形が飾られ、一般公開されました。
古市家住宅は、種子島の南部の坂井の集落に位置します。古市家の祖は、永禄年中(1558〜70)に領主種子島家の招きで河内国古市郡から来島した家老清三で、二代目実置の四男が現在地に移住し、家をおこしたとされます。現在の主屋を建てた源助は郷士で、村の庄屋、横目を務めています。
古市家住宅は、種子島に現存する最古の類に属する民家で、島内では規模が大きく座敷部分の構え等も本格的で、島内を代表する民家建築として価値が高いです。
2月25日にひな人形の飾りつけが終わり、25日から3月5日までの期間、上座に展示されます。
その古市家住宅ひなまつりの模様を写真と動画で掲載しています。
なお、古市家住宅の詳しいことについては、管理事務所(0997-27-9090)にお問い合わせてください
上座に飾られたひな人形です。大変きれいですね。また、ひな壇の周辺には、薩摩糸雛も飾り付けられています。
古市家住宅の土間から上座の展示物を撮影したものです。土間付近にも飾り雛が釣るしてあります。
これは、ひな人形の七段飾りです。
こちらは、今姫神社ひなまつりからの寄贈されたものです。
こちらは、十人飾りです。
古市家住宅のひな人形は、吊るし雛がとてもきれいです。
こちらは、管理人の鎌田さんが製作したひょうたん雛です。上手に作っていました。
ひな壇の周りの飾り物が楽しい雰囲気を見せてくれています。薄明かりがいいですね。
※ 2017年2月25日、種子島の中種子町坂井本村にある国指定文化財古市家住宅のひなまつりを紹介しています。この動画の中には、十人飾り、七段飾り、吊るし雛、管理事務所鎌田さんの説明などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。