平成27年12月12日(土)〜平成28年1月10日(日)までの期間、西之表市古田小学校にある御前窯活動の模様を写真と動画で掲載しています。
御前窯は、昭和59年に窯を作り、小学校卒業記念として窯焚きを行ったのが始まりです。その後、小学校PTAにより運営窯焚きを行うようになります。
そして、約17年前に、2代目の窯を作り、活動をしていましたが、少子化に伴い、PTAだけで運営は難しくなり、現在畑山純一さんを会長にした住吉窯を中心に、窯好きのボランティア活動になっています。
山本さんが、窯の中に入って、作品を一つずつひび割れがないかチェックしながら取出します。
古田小学校の西側にある御前窯です。平成27年12月12日、窯入れが行われました。
御前窯は、年一回窯焚きを行っています。古田小学校、住吉小学校、中種子町の油久小学校児童の作品、焼き物同好会の作品、そして、住吉窯の作品などです。
子どもたちが、精魂込めて作った作品の一部です。世界にひとつしかない、焼き物が出来上がります。
12月12日の早朝から窯の中に、作品を入れていきます。
窯の中に入っての作業です。窯の奥には、再焼きの作品も入っています。窯入れも手作業で日数がかかります。
窯入れの作業も無事終了し、12月18日の夕方から窯の乾燥を行います。
窯の乾燥のため、ガスバーナーに点火しました。19日の早朝まで、窯を乾燥させるのです。
無事窯入れや窯の乾燥用の火入れも無事終わりました。今後の窯の無事を願って労をねぎらいます。
12月19日の早朝です。乾燥用のガスバーナーは取り外し、薪を入れて、本格的に窯焚きを行います。
窯の温度を常時監視します。窯の温度を的確に把握することが大事です。微妙な温度が焼き物に与える影響はあります。
写真は、12月19日の夜です。本格的に窯焚きを行っているのです。
19日夜の窯焚きの煙突です。真っ赤な炎がもうもうと燃えているのです。真っ暗闇に炎が輝いて、ほんとにきれいでした。
写真は、窯焚きの様子です。窯焚きは、前方からだけではなくて、窯の横穴からも薪を投入します。
窯焚きの夜、御前窯保存会のメンバーが交代で窯焚きを行います。温度計で窯の温度を把握します。そして、薪の投入具合などを調整します。
12月20日、午後以降に窯焚きを停止しました。窯開けは、年明けの1月10日です。
平成28年1月10日に窯開けを行いました。作品を一つずつ取り出します。そして、もみ殻を敷きながら作品を箱に詰める作業を行います。
こちらは、子供たちが作った作品の焼きあがったものです。ちゃんと、スプーンも出来上がっていますよ。
平成28年1月24日、住吉窯山本さんの家にて、総会及び反省会が行われました。今回の焼窯のことなど、和やかな雰囲気の中語らいました。
※ 2015年12月12日〜20日までの期間の御前窯活動を紹介しています。この動画の中には、作品の窯づめ作業、火入れ式、乾燥焚き、窯焚きなどの状況を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の焼窯:古田小学校の御前窯活動窯詰め・窯焚きダイジェスト】
※ 2016年1月10日、御前窯活動の作品の窯出し作業を紹介しています。この動画の中には、作品の窯出し作業などの状況を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。