平成26年3月8日(土)、南種子町島間港で製作されていた大型魚礁スーパーSK1300が完成し船積みを行ないました。
大型魚礁スーパーSKは、高さ20メートル、幅15メートル、重量約200トンのハイブリッド魚礁で、1グループ6つのユニットで構成されています。
設置される海域は、島間港から約12キロ沖合水深50メートル以上の海底で、屋久島漁協管轄区域です。
写真一枚目は、船積を待つ島間港にある大型魚礁の要となるメインユニットです。この魚礁の特徴は、地場魚と回遊魚を同時に居住めるようになっていることです。魚礁の下部は地場魚、上部はカンパチなどの回遊魚が居住むように工夫されているのです。このほかのユニットは、屋久島で製作されています。
魚礁を見ると、鉄製でできているので、海底に沈めたら、塩害で錆びてしまうのではないかと思いがちですが、海中ではほとんど酸素がないので、錆びることはないそうです。魚礁の耐用年数は30年です。
ようやく風が収まり、海が凪てきまして船台に積込みできる天候になりました。海域から約1時間30分かけて島間港に作業台船が入港し、スーパーSKの積込みが行われました。その完成した大型魚礁スーパーSKを写真と動画で紹介しています。
写真二枚目は、スーパーSKを作業台船に積み込まれた模様です。
動画の中には、島間港の大型魚礁スーパーSKの様子、作業台船への積込み状況を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島島間港で屋久島沖に沈められる大型魚礁スーパーSK作業船に積込み】