平成31年3月2日(土)、西之表市種子島開発総合センター鉄砲館で、馬毛島学習会「元住民と語る馬毛島での営み」の講演会が行われました。
講演は、元住民市役所勤務奥村浩之さんが小学校3年以上になってからの記憶をもとに、現状報告、質疑、討論会、そして、総括して閉会しました。
その学習会の模様を写真と動画で掲載しています。
なお、「馬毛島学習会「元住民と語る馬毛島での営み」」の講座についての詳しいことについては、西之表市役所企画課(0997-22-1111)にお問い合わせてください。
馬毛島を取り巻くいろいろな報道がされているが、より歴史や自然を知っていただき、馬毛島に興味を持ってほしいと話していました。
奥村さんは、馬毛島で生まれ育ち昭和54年に馬毛島から西之表に移住された方です。幼年期にすごした馬毛島について、講演を行いました。
講演内容は、馬毛島のこと、入植開拓のこと、幼年期の島の暮らし、学年期での島の暮らし、島の人々の暮らしなどです。
馬毛島の入植区分の説明です。1区は、葉山港から学校付近まででほとんどが大島からの入植者であったという。
写真は、とび魚漁での岳ノ越で旗を振り、とび魚の群れを旗で知らせる合図を送っているものです。時計の時間で表したという。
当時獲れた魚です。グジダイ、ハチキ、ナベンフタ(エイ)、ヒツオなどです。
こちらは、馬毛島の道です。轍ができて当時は大変な悪路だったそうです。また、冬の狩猟期間は、3メートルの竹に黄色の旗をつけたもって登下校したそうです。
学芸会の模様で、児童、先生たちがすべて手作りで行っていたという。今でいう学習発表会です。
※ 2019年(平成31年)3月2日(土)、西之表市種子島開発総合センター鉄砲館で行われた馬毛島学習「元住民と語る馬毛島での営み」の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、元住民奥村裕昭さんによる馬毛島について、父親、入植開拓の模様、とび魚漁、幼年期のこと、小学期のこと、遊び、仕事、参加者の質問、感想、まとめなどの一部を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。