平成24年4月15日(日)、鹿児島県立種子島中央高等学校体育館前の庭において、石碑移転に伴う慰霊祭が行われました。
種子島中央高校の敷地内に散在していた中種子高等学校に関する記念碑を一箇所に集約し、このたび完成しています。その完成の催しを掲載しています。
鹿児島県立中種子高等学校が閉校になったのは、ちょうど二年前のことです。その歴史を永久に残すことと、出郷者が帰省の折に、さびしい思いをしないために、中種子高等学校同窓会により、石碑などの移転事業を行ったものです。
「中種子高等学校関係石碑移転に伴う慰霊祭」についての詳しいことは、中種子高等学校同窓会会長日高信幸(0997-27-0191)さんにお問い合わせてください。
亡師亡友之碑での慰霊祭で、祝詞の奏上です。亡き恩師や亡き友への鎮魂を読み上げていきます。熊野神社宮司黒木さんにより執り行われました。
慰霊祭に出席された中種子高等学校同窓会のみなさんです。
玉ぐしの奉奠です。同窓会会長の日高さんです。
ところで、亡師亡友之碑の右側には、「時に師をねがい 友を偲び 生長の 糧とせん」と刻まれています。
亡師亡友之碑での慰霊祭が終わると、今回移転した「畜魂碑」での慰霊祭を行いました。畜魂碑は、昭和33年の卒業記念として建立された石碑で、現在のグランドの近くにあったといいます。今回、体育館前の庭に移転したものです。
お祓いです。場を清めていきます。お祓いが終わると、献饌です。
小さな四角に切った短冊を散らします。これも場を清めることになります。
慰霊祭出席された同窓会の役員や工事関係者です。
祝詞の奏上です。これまでの豚や牛などに対し、鎮魂することを神様に奉告し、御霊を慰める詞を読み上げます。なお、奏上中は、深く頭を下げる習慣になっています。
玉ぐしの奉奠です。移転工事をされた日高工務店さんです。玉ぐしの奉奠が終わると、全ての慰霊祭が終了です。なお、「畜魂碑」、「閉校記念碑」については、「中種子町の記念碑」で紹介します。