平成30年7月5〜6日(木・金)、西之表市民会館で、平成30年度第66回鹿児島県理科教育研究大会熊毛地区大会が行なわれました。
主題は「主体的に自然とかかわり、共に知を拓く理科教育の創造」です。
県内から150名近くの理科の先生が参加して、小学校、中学校、高等学校の各研究主題に沿った分科会、研究授業、全体会、講演などがありました。その研究大会のうち7月6日午後から行われた全体会の模様を写真と動画で掲載しています。
なお、動画の中の講演については、JAXAの許諾を得ています。
市民会館のロビーです。先生たちを対象にしたお土産品などを販売していました。多くの先生たちは日帰りで参加していました。
開会行事での鹿児島県小中高理科教育研究協議会会長の開会のあいさつです。話しの中で、授業を受ける子どもたちにとっては、一生に一度の授業となるので、主体的に自然とかかわり、共に知を拓く子どもたちの育成のために授業改善に取り組みたいと話していました。
西之表市教育委員会教育長のあいさつです。熊毛地区のこどもたちに自然の営みの素晴らしさや科学的に物事を考える大切さなどをぜひ教えていただきたいと話していました。
熊毛教育事務所指導課長による祝辞です。授業の中で、ねらいをしっかり定める、問いをしっかり持たせる、そして、授業のゴールをしっかり持たせることが大事ではないかと話していました。
鹿児島県教育庁高校教育課による講評です。児童・生徒一人一人から「なぜ」、「どうして」を引き出し、その意欲を学び合い、磨き合いにつなげる指導を行っていく。理科教育というのはここからスタートしているのではないか。そして、「共に知を拓く」とは、児童・生徒が多様な考えかをやり取りしながら、問題を解決する姿ととらえ、その支援を大切にすることが大事なことなど話していました。
宇宙航空空間開発機構鹿児島宇宙センター職員による記念講演です。日本のロケットについて、原理、しくみ、現在のロケット開発、将来のロケットについて多彩な話を聞かせていただきました。
閉会行事での大会副実行委員長の謝辞です。科学の最先端のお話しであったが、元をたどれば、自然科学、化学、地学、生物、今私たちが教育活動としてまさにその方向について知恵を合わせて、毎日、工夫している分野に行き着くことなんだと話してお礼を述べていました。
閉会行事での次回実行委員長のあいさつです。次回は南薩地区で開催されます。熊毛地区の理科部会の先生方は指導案件等熱心に取り組まれ参加者はこれからの理科教育を学ぶ実践的な研修ができたのではないかと話していました。
熊毛地区大会実行委員長による閉会のあいさつです。大会には、150名近くの参加があり、ウミガメや薬草植物の講演、種子島宇宙センターでの現地研修、分科会での熱心な討議、そして、全体会ではJAXAの記念講演など種子島ならではの内容で実施できたのではないかなどと話していました。
※ 2018年(平成30年)7月6日(金)、西之表市民会館で行われた平成30年度第66回鹿児島県理科教育研究大会熊毛地区大会での午後からの全体会を紹介しています。この動画の中には、開会行事での鹿児島県小中高理科教育研究協議会会長の開会のあいさつ、西之表市教育委員会教育長のあいさつ、熊毛教育事務所指導課長による祝辞、鹿児島県教育庁高校教育課による講評、宇宙航空空間開発機構鹿児島宇宙センター職員による記念講演、閉会行事での大会副実行委員長の謝辞、閉会行事での次回実行委員長のあいさつ、熊毛地区大会実行委員長による閉会のあいさつなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。