H2Aロケット42号機深夜陸送- 2020年6月

令和2年6月8日(月)、南種子町上中交差点を、H2Aロケット一段目と二段目を積載した大型トレーラーが23時52分ごろ通過しました。

この日の昼間に、島間港に陸揚げされたロケットは、22時に先導車両が島間港を出発して、国道58号線を上り、そして、上中交差点を通過して、県道586号線を下り種子島宇宙センターまで陸送されました。

ところで、H-2IAロケット42号機は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関のUAE火星探査機 「HOPE」の打上げを令和2年7月15日午前5時51分27秒（日本標準時）に予定されているものです。

島間港出発から上中交差点でのロケット輸送通過の模様を写真と動画で掲載しています。

写真は、午前8時17分ごろの島間港です。この日、燃料運搬船が、入港しており、2時間遅れの陸揚げ作業となりました。大型トレーラー、ロケット2段目を積載した貨物船が接岸していました。どんよりした天候です。

写真は、最初に陸揚げ(水切り)された大型トレーラーSCANIAの前部車両です。

午前9時40分ごろトレーラーに2段目ロケットが積載されました。

12時53分ごろの島間港です。1段目ロケットの陸揚げ作業中です。

21時31分ごろ、1段目ロケットを積載した大型トレーラーが待機しています。22時に島間港を出発します。

22時26分ごろの上中交差点です。交通規制の案内板が設置されています。見物人はほとんどいません。23時30分ごろになると、多くの人が集まってきます。