平成28年9月21日(水)、西之表市国上浦田の日笠山さんの畑で、白ごまの収穫がありました。
ごまは、紀元前3500年頃のインドが栽培ごまの発祥地であることが分かっています。主に、種子が食材、食用油など油製品の材料に使用され、今日まで世界中で利用されている植物です。
写真一枚目は、白ごまの実です。この中に、多くの小さいごまが入っています。
現在、西之表市で3戸の農家で白ごま栽培を行っています。昔から、ごま栽培はあったそうですが、なかなか定着しなかったといいます。
西之表市上西で農業を営んでいる脇田峰生さんは、色々な農産物の栽培に取り組んでいます。その一つに、そば栽培もあります。そして、今回、白ごまを栽培してきました。
脇田さんは、農業の魅力向上に努めています。作付から管理、収穫と、農作業も多種多様です。組織に頼ることなく、付加価値のある農産物の作付を行ない、労力に見合った収入向上を目指しています。収入が増加すると、若者も農業に振り向いてくれるようになり、Iターン、Uターンも増えてきて、種子島の農業が活気づき、人口増加も見込めるような魅力ある農業に取り組んでいます。
ごま類は、99.9%輸入に頼っています。中国からの安い人件費で作られたものが、大量に日本に入ってきています。ごまは、非常に栄養価の高い食材です。ドレッシングなどにも多く使われています。
写真二枚目は、収穫作業です。バインダーを使って、刈り取ります。左が日笠山さん、バインダー操作が脇田さんです。稲刈り用のものを少し改良しています。
今年の6月21日に植え付けしています。ごまの成長は早くて、約3ヶ月で収穫できるのです。畑の有効利用に適しています。
写真三枚目は、バインダーで刈り取られたごまです。これを持ち帰り、自然乾燥します。乾燥が十分行われると、実が割れるようになってきます。それを逆さにして、実だけ落として、取出します。
その白ごまの収穫作業を写真と動画で紹介しています。
2016年9月21日、種子島の西之表市国上浦田の白ごま畑で、バインダーでの白ごまの収穫刈り取り作業を紹介しています。この動画の中には、バインダーでの刈り取り作業、白ごまの実、トラックに積まれた白ごまの束、作業者のコメントなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。