平成27年9月23日(水)秋分の日に西之表市上之原町にある夕暉が丘平和の塔付近で戦艦大和2015種子島慰霊祭が行われました。
今から70年前、昭和20年4月7日、太平洋戦争終戦まで4カ月という頃、戦艦大和(72,809トン、全長263m)を旗艦とする日本の連合艦隊は沖縄へ出撃途中、延べ1千機余りの米艦載機による波状攻撃を受け、午後2時23分に沈没。有賀幸作艦長以下2,787人が戦死(遺族会調べ)、276人が救助されています。この地点には、戦艦大和や巡洋艦「矢矧」など6隻の乗艦員約6,000人余りが海深く眠っていると聞きます。
景勝ロマンの丘に平成13年9月23日、種子島の歴史と文化を愛し、恒久平和を願う市民運動スターシップ種子島により大和夕暉が丘平和の塔を建立し、その後、毎年、秋分の日に平和慰霊祭を行っているものです。
その戦艦大和2015種子島慰霊祭の模様を写真と動画で掲載しています。
なお、大和慰霊祭の詳しいことについては、スターシップ種子島代表の上妻陽二郎氏(090-1875-4833)にお問い合わせてください。
そのさるびあ丸の寄港の模様を写真と動画で掲載しています。
野首さわやかクラブによるコーラスです。写真は、福元さんの演奏するハーモニカでの「同期の桜」のコーラスです。
上之原町にある景勝ロマンの丘です。写真中央に、大和夕暉が丘平和の塔の大きな記念碑があります。慰霊祭は、その前で行われました。
戦艦大和夕暉が丘平和の塔の記念碑です。記念碑には、1945年4月7日、西之表の真西280キロの海上で米艦載機の猛烈な攻撃を受けて撃沈した大和が海深く眠っており、この丘から春分の日、秋分の日に海に落ちる真っ赤な夕陽は訪れる人々に深い感慨を与え落日は海の墓標ともいえると刻まれています。
戦艦大和とそのほかの艦船沈没の位置図です。旗艦戦艦大和を中心に駆逐艦浜風、磯風、朝霜、霞、第二水雷隊矢矧です。
大和沈没方向です。上の穴から覗けば大まかな位置が分かるようになっています。落日の夕陽を見ながら慰霊ができるのは、ここに西之表だけです。
全員での黙祷です。写真中央は、スターシップ代表の上妻陽二郎さんです。
写真は、折鶴献納です。全国から多くの折鶴をいただいたとのこと。
福元節雄さんによるハーモニカ演奏と野首さわやかクラブによるコーラスです。写真は、「海ゆかば」のコーラスです。この海ゆかばは、準国歌となった曲でもあります。歌詞は、平安歌人大伴家持の歌詞です。
西之表市住吉で葉山窯をしている曾木邦治さんです。曾木さんのアコースティックギター演奏です。昴、美しい狼たち、ブルースカイ、夢with you、悲しみは雪のようにの5曲を演奏してくれました。
スターシップ代表の上妻さんです。これからも慰霊を継続し、夕陽が見られるのは、ここ西之表だけなので、ご遺族の方々、ご子孫様など種子島にぜひ、種子島へお越しいただきたいことなど話してくれました。
※ 2015年9月23日(水)秋分の日、西之表市上之原町景勝ロマンの丘で行われた戦艦大和2015種子島慰霊祭の模様をダイジェストとして紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。