完成した太巻きずしなど
西之表市保健センターすこやかにおいて、月に一回料理教室男組を行っています。これは、健康保険課が主体となり、市民の健康増進の一環として取り組んでいるものです。
市内に住む男性を対象としており、年齢も無関係で誰でも参加できる仕組みになっています。(市外の方も参加できます)
平成23年11月21日(月)の料理教室男組には13名の参加がありました。
今回のメニューは、太巻きずしがメインです。太巻きずし、レタス巻き、鶏のささみの白和え、わかめスープ、じゃこのカリカリ、そして、デザートに柿です。写真1枚目が、出来上がったものです。
参加者の受付や健康チェックを行ってくれます。体の調子などの問診や血圧の測定もしてくれます。そのあと、今日のレシピの注意事項などを説明してくれます。それが写真2枚目です。
注意事項などの説明
おから安納いもモンブランクッキー
写真3枚目は、「おから安納いもモンブランクッキー」です。参加者の中村さんが作ったものです。平成23年11月13日の秋まつりで、いもスウィーツチャンピョンに輝いた商品です。
安納いも、安納はるか、おからを主体にし、落花生、黒糖粉、紫いもなどで仕上げた逸品です。料理教室男組の参加者から温かい拍手などありました。
写真4枚目は、レタス巻きに入れるエビの皮をむき、背ワタを取り出すことを教えているところです。ワタを出しておかないと、臭いの原因になるとか。
エビの背ワタの取り方を教える
白和えの具を煮る
写真5枚目は、白和えに入れる具を煮ているところです。今回作る白和えは、具沢山です。
【鶏ささみとほうれん草の白和え】@鶏ささみはゆでて細かくさく。Aほうれん草は、さっとゆでて水気を切り、3センチに切る。Bしめじはほぐし、きくらげは水に戻し千切りに。にんじんは短冊に。油揚げは、湯通しし短冊に切る。C鍋にだし汁、みりん、酒、薄口しょうゆを入れ火にかける。Bを入れて、3分ほど煮る。その後火を止め、鶏ささみとほうれん草を混ぜて軽く絞る。D鍋にだし汁、黒砂糖、薄口しょうゆを合わせてひと煮する。E豆腐は水切りし、裏ごししてからDと合わせ、Cを和える。最後にすりゴマをかける。
写真6枚目は、太巻きずしに入れるしいたけと干ぴょうです。
【椎茸と干ぴょうの含煮】@干し椎茸は、水に浸し戻し、軟らかくなったら軸を切る。A干ぴょうは、洗って塩を振り、手で揉んで水洗いする。B鍋に水を入れ干ぴょうを強火で煮る。C沸騰したら弱火にし、5〜6分ゆでる。茹で上がったらざるに入れ冷まして水気をとる。D鍋に干ぴょう、椎茸、だし汁を入れて強火で煮る。煮立ったら砂糖を加え、5分くらい煮る。Eみりん、しょうゆを加えて、煮汁が少なくなるまで煮る。F椎茸はみじん切り、干ぴょうは巻きずしの長さに切る。
太巻きずしに入れるしいたけと干ぴょう
太巻きずしに入れる玉子焼き
写真7枚目は、太巻きずしに入れる玉子焼きです。玉子焼きは、簡単そうで、なかなか上手に巻き方ができず崩れてしまったりします。これができたら、一人前とも言います。
写真8枚目は、裏ごしした豆腐と白和えの具を混ぜ合わせているところです。
濾したトーフと混ぜ合わせる
わかめスープ
写真9枚目は、わかめスープです。【わかめスープ】@乾燥わかめは、水につけ戻し、玉ねぎは薄くスライスしておく。A鍋に鶏がらスープと玉ねぎを入れ、玉ねぎに火が通るまで煮る。Aわかめを入れ、塩、コショウで味見をつける。Bお椀に入れ、炒りゴマを振り掛ける。
写真10枚目は、じゃこのカリカリです。【じゃこのカリカリ】@くるみは食べやすい大きさに包丁で切り、煮干とともにそのままレンジで2分加熱する。Aフライパンに砂糖と水を入れ熱する。ふいてきたらくるみと煮干を加え、ざっとかき混ぜる。B火を止め、熱いうちにゴマを入れてかき混ぜる。
じゃこのカリカリ
すし飯を作る
写真11枚目は、すし飯を作っているところです。【すし飯】@あらかじめ調味料(酢、砂糖、塩)を混ぜておく。A少し硬めに炊いたご飯にすし酢をふりかけ、しゃもじでかき混ぜる。Bうちわであおぎながら冷ます。
写真12枚目は、太巻きずしの巻き方を教えているところです。
太巻きずしの作り方
太巻きずしを巻く
写真13枚目は、簡単に巻きそうで、なかなかコツがいりますね。皆さん、上手に巻いていましたよ。
写真14枚目は、最後の仕上げの盛り付け作業です。今回は、32人分用意しました。
盛り付け作業
膳を並べる
各テーブルの盛り付け整理が終わると、試食会です。試食者は、今月70歳になった高齢受給者証交付会に出席された方です。写真15枚目です。
写真16枚目は、試食会の挨拶しているところです。「今回は、時間をかけて作ったので、おいしく出来上がっているので食べてほしいことなど話していました。
試食会の挨拶
試食
写真17枚目は、試食会の模様です。最後に試食された方の感想を話してくれました。とてもおいしくできており、主人にもぜひ作らせたいとか、家に帰って、具沢山の白和えを作ってみたいとか話された方もいました。
私も試食させていただきました。あっさりしたわかめスープ、ボリューム感のある巻きずし、意外と食べやすかったじゃこのカリカリ、具沢山の白和えは、美味しかったです。
今回のメニューを簡単に説明しておきます。
【すし飯】の材料
米〜2合、酢〜50CC、砂糖〜大2、塩〜小1
【太巻きずし】の材料
すし飯〜1合、海苔〜2枚、干し椎茸〜2枚、干ぴょう〜5g、だし汁〜100CC、砂糖〜大1.5、みりん〜大1、しょうゆ〜大1、かにかま〜1.5、きゅうり〜縦半分くらい
【玉子焼き】の材料
卵〜1、砂糖、みりん、塩〜少々、サラダ油〜適時
【レタス巻き】の材料
酢飯〜1合、海苔〜2枚、えび〜大3、レタス〜1枚、マヨネーズ〜適時
【鶏ささみとほうれん草の白和え】の材料
鶏ささみ〜2本、ほうれん草〜1束、しめじ〜1/2、きくらげ〜2枚、にんじん〜1/4、油揚げ〜1枚、だし汁〜100CC、みりん〜大1、酒〜大2、薄口しょうゆ〜小1、絹ごし豆腐〜1/2丁、だし汁〜大2、黒砂糖〜小2、薄口しょうゆ〜小2、ごま油〜小1、すりごま〜大1、柿〜1
【わかめスープ】の材料
乾燥わかめ〜2.5g、鶏がらスープ〜600CC、塩、コショウ〜少々、玉ねぎ〜1/4、炒りゴマ〜少々
【じかのカリカリ】の材料
くるみ〜50g、煮干〜30g、砂糖〜大2、水〜大1、ゴマ〜大2
《注意》レシピは、当日の資料に基づいています。なお、材料は、4人分に換算しています。
料理教室男組に関する詳しいことは、西之表市役所健康保険課(0997-22-1111)、または、西之表市保健センターすこやか(0997-24-3233)までお問い合わせてください。