古市家住宅の説明
平成29年8月27日(日)、中種子町坂井古市家住宅・長浜海岸で、誰もが先生、誰もが生徒!100人先生in種子島大学笹川二成さんによるウミガメ先生が行われました。
この日、25組の生徒が集まり、国指定古市家住宅でウミガメについての説明を受けたあと、約20分間のDVD鑑賞を行いました。
そのあと、長浜海岸に場所を移動し、長浜海岸の原之里海岸でウミガメ放流を体験しました。
写真一枚目は、古市家住宅管理人の鎌田秀一郎さんです。国指定となった経緯や古市家住宅の特徴などを説明しました。
写真二枚目は、この日、参加された生徒たちです。ほとんどがウミガメは初めての人たちでした。
参加された生徒
種子島大学ウミガメ先生
写真三枚目は、笹川二成ウミガメ先生です。長浜海岸で永年に渡りウミガメの保護監視を行っています。
鹿児島県は、日本で一番ウミガメが上陸する県です。その中で、屋久島が現在一番で、次に種子島、そして奄美大島の順です。その中で、平成25年には、種子島で2700頭のウミガメが上陸し日本一になったこともあります。
ウミガメ上陸のデータ
DVD鑑賞
写真五枚目は、笹川さんが製作したウミガメのDVD鑑賞です。その中で、産卵を終えて海へ帰る場面です。
写真六枚目は、昔、お米などを分別するために使っていたトウミです。バスを待っている間、そばを使って体験しました。
トウミの体験
ひな人形も展示
写真七枚目は、この日のために古市家住宅内には、ひな人形や火縄銃なども同時展示されていました。
写真八枚目は、今回、ウミガメを28匹放流します。これは、ふ化が終わった後、まだ砂の中に残っている子ガメもあるそうです。その子ガメを放流します。
原之里海岸
ウミガメを持つ児童
参加者は、バケツの中のウミガメを取り手に持ちます。写真は、初めてのウミガメで少し表情がさえません。
写真十枚目は、14時38分ごろ、長浜海岸で一斉にウミガメを放流しました。放された子ガメは、よちよち歩きで海へ向かいました。
一斉に放流
海へ向かう子ガメ
写真十一枚目は、放流された子ガメです。元気よく海へ戻っていきました。これから厳しい試練が待ち受けています。また、30年後、50年後、この浜へ帰ってくることでしょう。
親子で放流体験しました
写真十二枚目は、親子でウミガメを放流された生徒さんです。「初めて貴重な体験ができてよかった」と話されていました。
種子島宇宙芸術祭に関する詳しいことについては、種子島宇宙芸術芸術祭事務局(南種子商工会)(0997-26-0140)へお問い合わせてください。
※ 平成29年8月27日(日)、中種子町で行われた種子島宇宙芸術祭種子島大学ウミガメ先生で、古市家住宅での講座、長浜海岸でのウミガメ放流体験の模様をダイジェストで収録しています。動画の中には、古市家住宅での開講、住宅の案内、ウミガメについての講座、DVD鑑賞、長浜海岸でのウミガメ放流、参加者のコメントなどを紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島宇宙芸術祭種子島大学ウミガメ先生古市家住宅・長浜海岸でウミガメ放流体験】