暖流桜

種子島の各地にある早咲きの暖流桜は、昭和51年第7代熊毛支場長が、日本桜の会から導入した51品種のうちのひとつで、2月に開花する品種「松月」という八重桜の台木から芽が出たらしいといわれています。その後、第10代支場長が昭和62年以降、積極的に増殖し、種子島島内に広めて、現在もなお、鹿児島県内等に配布を続けているものです。

品種名が不詳だったため、平成18年に第18代支場長が郡内の有志に計り、日本桜の会の了解を得て、愛称名を「暖流桜」と名付けています。「暖流」の名前には、この桜が北上する黒潮のように、西日本の温暖な地域に広がってほしいとの願いが込められています。

西之表市では、特に桃園の牧電設資材置き場の暖流桜、鹿児島県農業開発総合センター熊毛支場内の暖流桜の花見が有名です。2月下旬ごろから開花し、3月4日前後がピークに達します。

暖流桜牧電設資材置き場2016年3月3日
暖流桜牧電設資材置き場2016年3月3日
暖流桜牧電設資材置き場2016年3月3日
暖流桜牧電設資材置き場2016年3月3日
暖流桜牧電設資材置き場2016年3月3日
暖流桜牧電設資材置き場2016年3月3日
暖流桜熊毛支場2017年3月4日花見
暖流桜熊毛支場2017年3月4日花見
【撮影場所】
鹿児島県西之表市榕城桃園、本立熊毛支場
【撮影日時】
2016年3月3日/9時13分|2017年3月4日/12時49分
【市街地からの時間】
西之表港から撮影場所まで約15分
2019.2.110〜